7月22日(水)
第9回 創・蓄・省エネフォーラム
『水素社会の幕開け』を開催しました。

同時開催:燃料電池自動車『MIRAI』(神奈川県所有車)運転試乗会
     燃料電池システム開発メーカーなどの成果品展示


 

≪開催要領≫

 

開催日時:2015年7月22日(水) 13:30~18:00
開催場所:サンエール・さがみはら 二階 ホール

 

 今回のフォーラムでは、国、県、燃料電池自動車メーカー、エネファームシステムメーカー及び様々な用途展開を進めている燃料電池システム開発メーカーの方々をお招きし、『水素社会の幕開け』と題してご講演いただきました。また、同時開催として燃料電池自動車『MIRAI』運転試乗会及び燃料電池システム開発メーカーの成果品展示会を開催いたしました。

 

≪開催内容≫

 

代表者挨拶

 

株式会社さがみはら産業創造センター 代表取締役 橋元雅敏

「水素社会実現に向けた神奈川県の取り組み」

講師:神奈川県 産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課
課長 村上剛史氏

神奈川県が推進する「水素社会」の実現に向けたこれまでの取り組みや、策定された「神奈川の水素社会実現ロードマップ」の内容、具体的な事業展開など民間と行政の連携の取り組みについてご講演頂きました。

「災害用自立型水素発電・飲料水供給システムの紹介」

講師:日本フイルコン株式会社 総合研究開発室
課長補佐 神田和幸氏

同社が開発した可搬型ろ過ステーションとミニ水素ステーションのシステムについて、水質分析データによるろ過実施例や電力使用例を挙げ、災害時の避難場所等での設置、使用イメージをご紹介頂きました。

「水素社会の実現(水素・燃料電池(エネファーム、自動車等)の普及促進等)に向けた国の取り組み」

講師:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 燃料電池推進室 室長補佐 星野昌志氏

最初に、水素エネルギーの利活用の意義として、省エネルギー効果及び自給率の向上、環境負荷の低減、産業の振興で有り、水素社会の実現に向けた方向性として、現在から2040年へのフェーズ1からフェーズ3についてご説明いただきました。また、定置用燃料電池の普及・拡大や燃料電池自動車の普及・拡大、水素ステーションの更なる整備拡大に伴う規制改革と安全・安心を確保する為の技術開発に向かって具体的な取り組みなどをご紹介いただきました。

「エネファームの進化と普及拡大に向けた取り組み」

講師:パナソニック株式会社 アプライアンス社 スマートエネルギーシステム事業部
燃料電池事業担当 清水俊克氏

エネルギーを取り巻く現状やエネファームのコスト低減、世界初マンション専用モデルの開発、グローバル展開の取り組み等本格普及に向けた取り組みをご紹介いただきました。また、燃料電池用の補機、配管の要求仕様についてのご説明をいただきました。

燃料電池自動車(FCV)の開発と初期市場の創出

講師:トヨタ自動車株式会社 技術統括部
担当部長 河合大洋氏

蒸気自動車から今日のハイブリッド車(EV,PHV,FCV)の技術開発について、FCV導入の意義をはじめ、しくみ、構造、技術開発等の取り組みについてご説明いただきました。また、大手自動車メーカー三社によるステーション運営支援やFCV関連のトヨタ特許約5680件の実施権の無償化についてのご説明等、FCV、水素活用による産業振興やエネルギー利用最適化に向けるトヨタ自動車の取り組みをご紹介されました。

 

≪イベントプログラム≫

 

燃料電池自動車『MIRAI』(神奈川県所有車)運転試乗会

 

日時:平成27年7月22日(水曜日)13時30分~16時30分
場所:株式会社さがみはら産業創造センター 一号館 駐車場

多くの方々が、公道を試乗、同乗されました。

 

燃料電池システム開発メーカーなどの成果品展示

 

 

 

 

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