子どもアントレ
(さがみはら子どもアントレプレナー体験事業)

ジュニアアントレ

 

                            

■インストラクター コメント
今日は、ドキドキの商品販売、最終日です。駅前は人通りも早く、「…大丈夫かな」という不安な声も上がりましたが、「どう並べる?」「こっちのほうが見やすくない?」と朝から知恵を絞って工夫していました。
4日間頑張ってきた成果が販売となります。どの会社も完売を目指し、一生懸命でした。結果として、赤字となった会社もありましたが、この4日間、1人も欠けることなくジュニアアントレを終了することが出来て、僕たちスタッフも本当に安心しました。銀行との融資交渉、時間の限られたなかでの製造、駅前での販売などなど、厳しい状況を乗り越えてきたみんなが、この4日間の経験を活かして、これからもいい仲間でいてもらえたらいいなと思いました。


1.販売


朝から相模大野駅ビルステーションスクエア前に集合しました。販売の講義を思い出し、お客様の視点に立った、ディスプレイをしていざ販売です。販売がスタートすると、製造のときの元気な姿とは一転、どの会社も声がでません。お客様に立ち止まってもらうことの大変さを痛感したのではないでしょうか。しかし、全社完売を目指し徐々に声が出るようになり、苦戦しながらも一生懸命お客様によびかけをしていました。最後は完売した会社が、売れ残りがある会社の呼び込みを手伝い、一丸となり頑張っていました。



販売終了写真

A  荒川コーポレーション (完売ならず)


B  Bカンパニー (完売)


C creccen company (完売)


D うち和屋 (完売)


E LEWOT (完売)

 
2.決算、振り返り

午後から、銀行への返済や決算報告書の作成をし銀行へ返済、利益の出た会社は給与として分配しました。なかには4日間の感謝のしるしとしてBBにも給与を渡した会社もありました。決算ではどの会社も領収証と現金をしっかり調べ、アントレ銀行に借入金を返済しました。赤字になってしまった会社もありましたが、振り返りの時間では「レンタルが長すぎた!」「商品を安易に決めてしまった…」「計画の考えが甘かったね」など、反省点やどうすべきだったなどを真剣に話し合っていました。

3.決算報告会・修了式


各社、大きなホールで緊張の決算報告会。「販売のときに協力できましたか?」「デザインはもう少し考えられなかったのですか?」「借入れの金額が多すぎたのではないのですか?」出席した地域企業の経営者の方、運営スタッフから厳しい質問がたくさん出て、各社きまずそうな顔を見せながらもしっかりと決算報告を行いました。
修了式では、実行委員会の方から修了証を1人ずつ受け取り、「社会の厳しさを感じました」「このメンバーと一緒に活動できてよかった」「全然知らない人と一緒に仕事することが新鮮だった」など、思い思いの感想を述べました。最後は19名のアントレプレナーたちとスタッフで記念撮影をして、4日間のプログラムを終了しました。






                            

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