子どもアントレ
(さがみはら子どもアントレプレナー体験事業)

ジュニアアントレ

平成23年度 当日の様子

「PaO社」 商品:ストラップ、シュシュ
「SKⅡ」 商品:お弁当包み、シュシュ
「ROK」 商品:シュシュ
「みにみに社」 商品:ティッシュケース
「ちぇりーぶろっさむ」 商品:てぬぐい

参加者の声

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1日目

・オリエンテーション
最初は緊張からか、皆の表情が堅かったので心配でしたが、アイスブレーキングのインパルスゲームでは時折笑顔を見せてくれたので安心しました。

・製造体験
煮染めでは、輪ゴムやビー玉、割り箸を使って、皆それぞれ独自のアイディアで生地を絞りました。シルクスクリーンでは、単色ではなく6、7色を使ってマーブル模様にしたりと、高校生たちの発想に驚かされる場面が多かったです。

・【講義】商品企画
講義を聞いて、自分達が何を作りたいのか話し合いました。2日目の商品企画に向け、家でそれぞれ自分達のアイディアをまとめてくる事にしました。

2日目

・役職、製造方法決定
皆がやりたい役職がそれぞれ分かれたので、役職はすんなり決まりました。製造方法は、アイロンとミシンのみを使用する、ということでチームの意見がまとまり、また他のチームとも被らなかったので、比較的早く決まりました。

・社名、会社ルール決定、商品企画
社名はROK(ロック)に決まりました。この社名は、『R=ロマンチック、O=おしゃれ、K=かわいい』 といったコンセプトを基に作りました。ロックミュージックのロックとは意味も雰囲気も全く違っていて、あえてギャップを狙っています。商品はシュシュやブローチなどを作ることで決まりました。話し合いは、社長が中心となって皆の意見を聞いていて、最初は控えめな様子だった皆も、話が深まるにつれ、少しずつ自分の意見を出せるようになっていきました。

・商品企画発表
質疑応答では答えに詰まる場面も見受けられましたが、他のグループやスタッフにたくさんのアドバイスを頂きました。その後の商品企画の再検討では、ターゲットや価格の見直しなど、皆で積極的に話し合いをしていました。

3日目

・事業計画書作成
2日目の商品企画と各自で行ってもらった材料調査を基に、実際に事業計画書を作成してもらいました。皆数字の計算に苦労していたのと、材料費が意外に高く利益を出すのにとても苦労していました。結果的には、1番目にアントレ銀行との融資交渉が成立し、皆とても喜んでいました。

4日目

・商品製造
シュシュ、リボン付きヘアゴム、丸型ブローチ、花形ブローチにそれぞれ分かれて製造を行いました。道具レンタルの時間管理に随分苦労し、最初は延滞料を取られてしまったりしましたが、途中からは皆で時間を気にして、互いに声掛けをするようになっていったりとチームワークが見られたのでよかったです。製造が思うように進まず、時間が計画より大幅にずれてしまい皆焦っていましたが、最終的には製造時間終了には間に合ったので、時間管理は非常によく出来ていたと思います。

5日目

・販売
最初は全体的に皆元気がなく心配でしたが、他のチームの声が次第に出るようになり、全体の雰囲気が良くなったので、ROKの皆も自然に声が出せるようになりました。また積極的にお客様とコミュニケーションを取ろうと努力していて、一生懸命接客している様子が見られました。

・決算・返済
収支実績の利益と、残高確認表の利益の金額が合わなくて、何度も皆で確認の作業を行いました。最終的にROK社は利益が赤字になってしまったので、なぜそうなってしまったのか理由をチームでよく話し合いました。

BBからのコメント

最初は皆大人しく、仲良くなれるか不安でしたが、休憩中や昼休みの時間で他愛無い話をしているうちに、学校の話や趣味の話など自分の話をしてくれるようになってくれたので嬉しかったです。今回BB としてジュニアアントレに参加しましたが、自分自身力不足な部分もあって逆に高校生達に助けられたり、また高校生達の斬新で独創的なアイディアから新たな視点を学ぶことも多くあったので、今回参加させて頂きとても勉強になり、また楽しかったです。皆さん5日間本当にお疲れ様でした。
中鉢 桃子 (BB)




「PaO社」 商品:ストラップ、シュシュ
「SKⅡ」 商品:お弁当包み、シュシュ
「ROK」 商品:シュシュ
「みにみに社」 商品:ティッシュケース
「ちぇりーぶろっさむ」 商品:てぬぐい

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