かわらばん

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     入居企業紹介
かわらばん入居版113号 2013年10月

光 株式会社
   世界最先端のレーザー微細加工装置を日本へ
【代表プロフィール】
光 株式会社
代表取締役 渡辺 秋実(ワタナベ アキミ)64歳
静岡県富士宮市生まれ 中央大学法学部卒業
多摩市在住

 お孫さんと一緒に旅行をしたり、スポーツを楽しんだりするのが楽しみだそうです。昨年、お孫さんがスキーを始めたのをきっかけに渡辺さんも再開。若くて元気な“御爺様”です。娘さんは、来年夏に全寮制インターナショナルスクールISAK(International School of Asia,Karuizawa)を開校する財団の代表を務める、いま注目の方です。

【起業しようと思ったきっかけは?】
 レーザー発振器の輸入商社での、貿易実務、総務、財務経理、代理店権取得、М&A、国内営業と多岐にわたる経験を踏まえ、47歳の時、ビーム株式会社を立ち上げ、KSP(かながわサイエンスパーク)に入居されました。将来性のあるレーザー技術の中でも、「ニッチだが自分たちを介してはじめて国内のお客様にお届けできる世界的にも一級の製品」「インターネット上では取引が決して完結できない、手のかかるレーザー微細加工装置」の輸入商社を創りたかったそうです。同社を創業から14年間経営し、連続黒字決算という実績を残されて、代表取締役を退かれました。
 2012年、国内での販売実績は乏しいもののさらにハイエンドなレーザー微細加工装置を製造販売する世界第一級のメーカーであるドイツ3D-Micromac (3D マイクロマック)社の要請を受けて、同社との合弁会社であり日本総代理店としての、光株式会社を立ち上げ、SIC-3に入居されました。

【事業紹介】
 先端的なレーザー微細加工装置の輸入販売、保守、試作及び受託加工が主な事業です。
 ラボ内に、3D-Micromac社製のレーザー微細加工装置microSTRUCTを設置しています。IR(1064nm), SHG(533nm), THG(355nm)の3波長を出力できるピコ秒レーザーを搭載し、さまざまなアプリケーションに対応する事が可能です。材料は、金属、セラミック、ガラス、樹脂など種類を問わず、穴あけ、切断、マーキング等の様々な用途に向けた装置とのこと。この業界では最先端の装置で、お客様の試作のご要請にも応えているそうです。「世界最高性能のレーザー微細加工装置を入居企業様、地域企業様にも是非、体験して頂きたい。」と渡辺社長。

【これからの夢または目標は?】
 「社会での自分の立地(ドメイン)を見極めていったん会社を始めたら、持続しなければならない。社会に必要とされ続けなければならない。特定の産業や企業に依存しないで得意とする製品や技術が色々な応用に次々と探し当ててもらえるようにしていきたい。課題と解決策はいつも個別的ですから、一つひとつ丁寧にそして迅速に対応することを心がけています。そして、日本国内での加工装置販売の難しさが増す中であっても、一般的な景況のせいにすることなく継続し続ける事が肝要(夢)です。」と渡辺社長は話されていました。

【社名の由来は?】
 Hikali  光  
 出来るだけ短い名前であること。光産業であること。光を使った装置に特化していること。会社が何をしようとしているのか国内のお客様に分かり易いように付けた名前だそうです。
 ”Hikari” ではなく”Hikali” と日本語の発音に忠実に表記したユニークな綴りです。

光 株式会社
SIC-3 3312
TEL.042-707-4941 FAX 042-707-4940  URL: http://www.hikalikk.jp
左から 技術営業主査 工学博士 出島 秀一氏、代表取締役 渡辺 秋実氏
プリンタブルエレクトロニクス On-the-fly 高速加工
「C字型に穴加工」穴形状は自由自在です。レーザー出射側の様子。
有機太陽電池の薄幕除去