かわらばん

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     社長のコラム
かわらばん入居版75号 2010年8月

中嶋社長のつぶやき
   「基本はここにあり!」
 とんでもなく暑い日の続いた8月が終わりました。まさに異常気象です。そして、その暑いあついSICの夏は、SIC「アントレ」でした。
 「ジュニア・アントレ」は7月31日、8月1日、4日、6日、8日「こどもアントレ」は8月18日、20日、21日、22日に実施されました。特に、企画製造をした「商品」を相模大野ステーションスクェアで販売する場面では、いきいきとした子どもたちの姿が感動的でした。

 一方で、このイベントの企画運営は、大学生を対象にした「アントレ・インターンシップ」のメンバーが行っています。5月9日のキックオフから準備をかさねた成果が、見事に具体化
しました。

 これら3つの「アントレ」が、パッケージとなってSICアントレプレナー育成のプログラムとなっています。

 さらに、それを地域企業の皆様が、「さがみはら子どもアントレプレナー体験事業実行委員会」の組織として、熱いハートと資金面で支えている。とても、良い仕組みです。
  
こどもアントレの保護者あての説明には、「子どもたちには無限の可能性があり、能力があります。はじめて出会う仲間と会社設立から決算という経営の疑似体験を通じて、自身の可能
性や能力に気づくと共に、何事にもチャレンジすることの大切さ、チームワークの大切さ、働くことの大切さと面白さ、お金の大切さなどを感じていただけるプログラムとなっています。」とあり、事業の意図が、明確に示されています。

参加したジュニアとこども、そして企画運営する大学生たちすべてのメンバーが、日々成長変化していく姿に感動しました。
まさに、プログラムの意図が、具現化しています。

 もうひとつ、「アントレ・インターンシップ」の「受講生の心得」は、「グサッ!」ときました。

【受講生の心得】
   ●自分の持っている常識で片付けない
   ●自分の行動すべてに責任を持って行動しよう
   ●仲間を信じよう
   ●時間は有限
   ●ほんとうに本気になろう
   ●どんなときもポジティブシンキングでいこう!
   ●批評家にならない
   ●チームで協力しよう
   ●仕事は目配り気配り心配り

「なんだよ! 自分が出来てないことじゃないか。」企業のマネージメントする基本が、ここにありました。そして、SICの存在意義が、ここにも表現されていると実感しています。
今年の第7期アントレ・インターンシップ生 11大学15名の皆さんです。