かわらばん

かわらばん

    
かわらばん入居版60号 2009年4月

青山学院大学 Aoyama Gakuin University
   青山学院大学 理工学部長 辻 正重 氏
 相模原市から本学には、平成16年4月の「青山学院大学と相模原市の連携による地域産業活性化に関する協定書」により、さまざまな形でのご支援ご理解をいただいています。
 私どもの拠点である相模原市淵野辺の相模原キャンパスは、充実した施設・設備が整う国内有数の研究環境だと自負しています。研究対象分野はナノテクノロジーや物質創成、遺伝子工学など幅広い最先端の分野の課題と直結しており、研究室では新たな可能性を探るホットな研究が続けられています。高度な分析技術を誇る「機器分析センター」では、企業が開発した物質の成分分析、構造解析に関する技術指導などの依頼に応える形で、活動実績を数多く積み重ねてきました。多様な境界領域
を研究対象としているため、既成の学問領域にとらわれない先端技術開発を行っており、例えば以下のような10テーマがあります。
 現在、国の取り組みとして、“大学と地元企業との連携による地域貢献”が重要論点に取り上げられております。また神奈川県でも重点方針として“大学力”と“理工系人材”の養成を掲げています。
 私どもは、産学官連携を刺激として、互いに切磋琢磨しながら、より具体的な教育・研究を通じた産業振興、地域連携のネットワークを構築し、相互の更なる発展を図りたいと思っています。そのために、首都圏南西地域産業界の皆様ならびに相模原市と本学部・研究科のコミュニケーションを深め、相互の問題認識・課題等について共有するとともに、優れた人材育成のため共同して取り組むことができる理工系人材育成パートナーシップの関係を恒常的に築くためのご支援・ご助言をお願いし
たいと考えています。
 今後、SICとの本学教員、学生を交えた定期研究会、セミナーの開催、研究プロジェクト企画・遂行などを計画させていただき、「教育」と「研究」をバランスよく探究できる環境を充実させ、学生たちにとって、最先端の技術に現場レベルで関われる貴重なチャンスを提供できると期待しています。
 是非、宜しくお願いいたします。

【お問い合わせ先】
 共同研究について:
  青山学院大学 研究支援ユニット 課長 杉野郡二 TEL: 042-759-6056
 セミナー等の開催について:
  青山学院大学 学生支援ユニット 学務グループ
  理工学研究科担当 遠藤 明  TEL: 042-759-6033
  E-mail:aendo@jm-aoyama.ac.jp
  http://www.aoyama.ac.jp/college/science/index.html
青山学院大学 相模原キャンパス 理工学部棟
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