1.講演 |
テーマ1 |
『ユニバーサルデザインに基づく触察サインの開発』 小川 喜道 教授
建物、交通機関を含む環境におけるサイン計画の中で、視覚障害に配慮したものは点字あるいは音声が中心である。視覚障害の73%が60歳以上であり、特別な道具を使うことなく、容易な手段で表示を確認できるよう、サインのサイズ、形状、材質を検討しているので、その経過を紹介するとともに、触察サイン普及の方向性を示したい。 |
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地域企業に協力を要請したい課題
各種加工技術の支援、及びサイン表示の試作支援 |
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企業とタイアップするときに大学から提供できる技術
障害・高齢に関わる生活情報の提供、及び当事者参加による各種評価が可能 |
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テーマ2 |
『ジェスチャや音声で操作するロボットシステム』 河原崎徳之 助教授
高齢社会を迎えるにあたり、福祉、介護ロボットなどの実用化が期待されています。本研究室では、画像処理や音声認識を用いて、人が簡単にロボットを操作できる人と機械(ロボット)のインタフェースシステムを研究しています。 |
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地域企業に協力要請したい課題
音声認識装置の集積化 |
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企業とタイアップするときに大学から提供できる技術
画像処理、音声認識装置などを組み込むシステムインテグレーション技術 |
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テーマ3 |
『腱駆動式運動機能訓練装置の開発』 兵頭 和人 助教授
自宅で安全にリハビリテーションを行うことを目的とした、人間のように関節の堅さを調整することが可能な、腱駆動式運動機能訓練装置を紹介する。また、使用者の状況に合わせて装置の制御システムを迅速かつ安価に再構築するための開発環境についても紹介する。 |
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地域企業に協力を要請したい課題
非線形な弾性特性を持つバネの製造、制御回路の小型化 |
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企業とタイアップするときに大学から提供できる技術
機構設計、制御システム設計 |
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テーマ4 |
『高齢者の健康維持運動の促進と評価のためのインストラクタロボットの開発』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・吉野 和芳 助教授
高齢者の体力低下や痴呆予防のために運動や動作を継続的に実施することを目的とし,運動の教示と評価を行うロボットを開発している.このロボットは,ロボット自身の動きや音声によって利用者の運動を誘い,運動を画像認識することで,その運動の評価やアドバイスを行う.また,痴呆予防のためにパソコン操作を教示するアプリケーションも検討している. |
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地域企業に協力を要請したい課題
運動教示ロボット本体開発時の技術支援 |
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企業とタイアップするときに大学からの提供できる技術
画像処理技術,制御ソフトウェア技術 |
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2.交流会 (20時~21時予定) |
・技術的話し合い,自己紹介や当フォーラムへの希望など |