開催日 平成27年3月26日(木)
18時45分~20時45分
場 所 ユニコムプラザさがみはら セミナールームⅠ
参加者 47人
テーマ 「ネイチャーテクノロジーによる産業イノベーション」
ネイチャーテクノロジーを活用した
新しいビジネスの可能性
講 師 東京農業大学
農学部 農学科(インセクトテクノロジー)
教授(農学博士) 長島 孝行 氏
講演内容
長い年月で進化してきた自然のもの、生き物のものは、優れた機能性や機能性を持っているとされ、このすぐれた機能と安全性を活用し、様々な材料や製品の製造による新しいビジネスが注目されています。
第1回となる今回の分科会では、ネイチャーテクノロジーを知っていただくために、自然のもの、生き物のものの機能の活用について、東京農業大学農学部農学科(インセクトテクノロジー)教授(農学博士)長島孝行氏に研究事例を交えて企業の製品への活用についてご講演いただきました。
特にカイコの機能性を活用した研究の紹介では、カイコのシルクのUVカット機能を活かした新素材、制菌性と脂肪吸収機能を活用した化粧品、健康食品、衣料素材、さらには、桑の葉を活用した新事業について、地域再生の実際の取り組みを交えながらお話をいただきました。
講演を通じ、このようなネイチャーテクノロジーを活用し、環境と経済の両面から考える21世紀の革新的なものづくりの可能性、更には、ネイチャーテクノロジーを活用した新しいテーマによる地域企業の連携事業が新しいビジネスを生み出す可能性があることを学びました。