南西フォーラム開催情報 / 開催報告

南西フォーラム分科会
「ロボットビジネス研究会」第3回

開催日:平成26年2月5日(水)18:00〜20:30
場 所:ユニコムプラザ セミナールーム1

地域活性化総合特区「さがみロボット産業特区」では、特区制度を活用して生活支援ロボットの実用化や普及を促進するとともに、関連企業集積への取り組みを進めています。

経済産業省の定義によると、ロボットとは(1)センサー(2)知能・制御系(3)駆動系の三要素を持つ機械システムであり、ヒト型ロボットだけでなく、自動改札機や自動清掃機能付きエアコン、追突防止機能付き自動車など、非常に広範囲な製品が含まれます。

これらのロボット製品には多種多用な部品を組み合わせたインテグラル型ものづくりが要求されており、センサー、制御装置、駆動機構などの要素技術ばかりでなく、ネジ・ビス・ベルトといったロボットを構成する機械部品等の様々なものづくり技術が詰め込まれています。

そこで、南西フォーラム分科会では、ロボット関連市場への新規参入と更なる事業展開を企画している事業者さまへの支援を目的として、「ロボットビジネス研究会」第3回を2月5日(水)に開催いたしました。

第3回目の今回は、神奈川県や東京都のいわゆる首都圏南西地域で事業を展開されている中小企業さまや大学/公的研究機関など48名の方が参加されました。また、講演終了後には質疑応答と名刺交換会を行い、講演者との情報交換を行いました。

講演テーマ
(1)「パワーアシストハンドの研究と中小企業との共同研究について」
    神奈川工科大学 特命教授 山本 圭治郎 氏
(2)「福祉用具・介護ロボットの実用化状況と新規参入可能性を探る」
    公益財団法人テクノエイド協会 企画部次長 五島 清国 氏
※(2)でのご講演資料は以下からダウンロードできます。(約7.33MB程度の容量が御座います。)

    ご講演資料ダウンロード

第一部では、介護する人を助ける「介護者を力持ちにする」パワーアシストスーツの開発と今後の可能性について、また第二部では、中小企業が介護機器を開発する際に注意するべきポイントや福祉用具・介護ロボットの実用化状況と新規参入可能性等について、国の施策情報も交えてご紹介いただきました。