南西フォーラム分科会 第１回
「モノづくり企業のための宇宙科学研究会」開催結果報告
「火星飛行機の研究と研究現場でのニーズについて」
開催日 平成２４年１１月２９日（木） １８時～２０時
場所 相模原市産業会館 ３階 大研修室
ＪＡＸＡ（宇宙航空研究開発機構）宇宙科学研究所の最先端の研究や技術動向を学び、モノづくり企業の技術の高度化を目指す「モノづくり企業のため宇宙科学研究会」が立ち上がりました。この研究会を通じて、モノづくり企業と宇宙科学研究所との連携についても目指します。
第一回は、宇宙科学研究所の研究者による最新の研究テーマについて講演を行いました。相模原市、町田市はもとより、神奈川県内、東京都内など広範囲の企業や支援機関などから５８名の方が参加されました。また、講演終了後、質疑応答と名刺交換会を行い、講演者との情報交換を行いました。
講演内容
「火星飛行機の研究と研究現場でのニーズについて」
宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）宇宙科学研究所
准教授 大山 聖（おおやま あきら） 氏
2020年代の打ち上げを目標として研究を進めている火星探査航空機（火星飛行機）について講演を行いました。火星飛行機による探査計画の概要と研究にどのような技術（空力、推進、軽量化、電源、航空誘導制御など）が必要とされているかを紹介し、また、2013年度から予定されている高高度飛行試験についても紹介がありました。