開催日 平成25年1月22日(火) 18時~20時
場所 相模原市立産業会館 3階 大研修室
モノづくり企業と宇宙科学研究所との連携を目的とした宇宙科学研究会は、1月22日(火)に第2回が開催されました。第1回に引き続き、相模原市、町田市はもとより、神奈川県、東京都など広範囲の企業や支援機関から47名の方が参加されました。
講演は専門的な内容にも関わらず、参加された方の興味も高く、熱心にメモを取る姿も見受けられました。講演の後、質疑応答と名刺交換を行いましたが、名刺交換による講演者との情報交換では、講演者が希望者全員に対応し、終了予定時間を40分もオーバーするなど、盛況の内に終了いたしました。
講演内容
「 宇宙科学研究における工学分野の役割
~特に、電気系と機械系の連携について 」
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所
宇宙飛翔工学研究系 助教 丸 祐介(まる ゆうすけ)氏
航法・誘導・制御グループ開発員
清水 成人(しみず しげひと)氏
BOV(高高度気球を用いた微小重力実験装置)の開発や実験などを題材として、宇宙研究における宇宙理学と宇宙工学の関係について紹介がありました。北海道大樹町での高高度気球の放球や微小重力実験の映像や、必要な装置を開発するときの担当者の苦労話などの紹介もあり、実際の研究開発の現場に携わっている方の生の声を聴くことが出来ました。
また、宇宙科学研究所では、衛星などの大規模プロジェクトの他に、いくつもの小規模プロジェクトを研究開発している中、小規模プロジェクトにおいても、多岐に渡る技術や製品を必要としていることが紹介されました。