開催日:平成23年11月2日(水) 16時~20時
場所 :サンエールさがみはら ホール、第1研修室
122名の方にご参加頂いた今回のフォーラムでは、再生可能エネルギー関連技術の最新動向や施策情報及び中小企業の取り組み事例を財団法人日本エネルギー経済研究所、NEDO及び大学研究者から説明しました。
また、講演が終了後に交流会を開催し、講師を交えて来場者間の情報交換を行いました。
中小企業が自社の技術やサービスを持って、当該分野で事業展開する可能性を検証する機会を提供させて頂きました。
講演1
『再生可能エネルギーの動向と今後の展望』
日本エネルギー経済研究所 理事 星 尚志氏
再生可能エネルギーの動向と今後の展望を説明し、関連ビジネスへの普及の可能性について講演しました。
講演2
『NEDO及びNEDO施策情報の紹介』
NEDO 産業技術コンダクター 須藤 慎氏、小倉 布美子氏
産業技術、エネルギー、環境に関する研究開発、技術開発を支援する、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とその取り組みの一端について エネルギー分野の技術開発に活用できる「テーマ公募型」事業を中心に、事例や申請に際してのポイントなども含めて紹介しました。
講演3
『急展開するCIGS太陽電池』
青山学院大学 電気電子工学科 教授 中田 時夫氏
最近CIGS太陽電池の発電効率が改善され、多結晶シリコンと同程度になり、製造コストが安く、長期安定性も実証されたことなどから、いま本格的な量産化の時代に入りました。この環境を踏まえて急展開するCIGS太陽電池の最新技術動向を講演しました。
講演4
『燃料電池を利用した家庭用発電システム』
職業能力開発総合大学校 電気システム工学科
准教授 清水 洋隆氏
燃料電池を利用した家庭用発電システムが普及しつつある環境を踏まえ、燃料電池の基礎から発電システムまでを概説するとともに,企業との研究・開発事例について講演しました。
講演5
『海洋再生可能エネルギーの開発動向』
サレジオ工業高等専門学校 電気工学科
専任講師 山下 健一郎氏
海洋には未利用の再生可能エネルギーが多く存在し,近年,新たなエネルギーとして取り上げられており、その代表的なものとして波力,海流,潮汐,洋上風力などがあります。
これらの開発動向と本研究室の海洋再生可能エネルギーに対する取り組みを講演しました。