日 時:平成28年10月7日 16:00~19:30
参加者:136名
場 所:町田市民ホール 1階 基調講演・交流会会場:第4会議室
分科会会場:第1・第2・第3会議室
経営環境が厳しく技術開発のスピードが加速する中、自社だけでなく他社や大学などが持つ技術やアイデア、サービスなどを組み合わせることで、機能性、装飾性など付加価値の高い製品の開発やサービスの提供に繋げる動きが一段と求められている。
今回は、町田市を会場に「基調講演」と「分科会」を通じて、連携の事例や連携先を求めている方々からの発表をもとに、地域内の企業や大学との連携づくりの場として交流会を開催し、連携の可能性を探る。
1.基調講演(16:10~16:50) ※第4会議室
『農商工連携による新たな地域ブランドの創出』
代表取締役
林 大輔 氏(大浩研熱株式会社 代表取締役)
開発メンバー
斎藤 之良 氏(株式会社志成データム 代表取締役)
事業化支援者
高井 大輔 氏(合同会社プラナス 代表)
ファリシテーター
野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社
取締役社長
西澤 隆 氏
本講演では、メロンの水耕栽培によるプロジェクト発足の経緯を皮切りに、第1ステップは、プロジェクト活動の立ち上げ段階のお話、第2ステップは、プロジェクト活動を通じて試作まで至ったお話、そして、第3ステップは、株式会社まちだシルク農園として製品化・事業化への取組みのお話、の3つのステップでお話しいたしました。
2.分科会(17:00~18:15)
分科会A「相模原・町田の大学・高専との技術・人材・設備の連携を探る」分科会 ※第1会議室
17:00~ A-1 サレジオ工業高等専門学校
「サレジオ高専の産学連携の取り組みについて」
機械電子工学科における「社会実装教育」を目標にした産学連携に対するポリシー及びこれまでの具体的な取り組み事例、シーズなどについて紹介いたしました。
17:25~ A-2 東京工業高等専門学校
「地域に根ざして半世紀-東京高専の産学連携-」
広報戦略型インターンシップや学生自ら社会ニーズを見つけ、問題解決し、社会へ導入する社会実装教育、また、産技センターを通じた技術課題解決について紹介いたしました。
17:50~ A-3 青山学院大学
「地域に根ざして半世紀-東京高専の産学連携-」
受託・共同研究などの産学連携の枠組み、先端技術研究開発センターでの装置活用などを紹介するとともに、理工学部主催科学・技術セミナーや科目等履修生制度などの地域に開かれた学びの場を提供する取り組みを紹介しました。
また、具体的な技術シーズについても5つ紹介いたしました。
分科会B「相模原・町田の企業との異業種連携を探る」分科会 ※第2会議室
17:00~ B-1 株式会社オプトデザイン
「光と漆と金属の融合による装飾照明の開発」
(株)オプトデザイン、(株)DUCO、富士工業(株)、まったく異質の分野で事業展開する3 社が、技術~光と漆と金属~を融合し、芸術性の優れた照明器具の開発を行い「相模原ブランド」として発信するまでの製品化への試行錯誤から見える各社の強みを紹介し、異業種連携の可能性についてお話いたしました。
17:25~ B-2 ステラ技研株式会社、ユタカ精工株式会社
「社会インフラ維持管理のためのシステム開発」
ステラ技研(株)は平成26年度からNEDO のプロジェクトのメンバーとして橋梁等の点検用のロボット開発を進めてきたプロジェクトの概要と当社の取り組み、システム化に向けた協業について紹介いたしました。
17:50~ B-3 町田商工会議所工業部会
「社会インフラ維持管理のためのシステム開発」
町田の地理的・文化的な特徴をそのままに商工会議所工業部会が始めた異業種交流の新しい取り組みと目指すところを紹介いたしました。
分科会C「町田市企業発信シーズ・ニーズとの連携を探る」分科会 ※第3会議室
17:00~ C-1 東京航空計器株式会社
「産業用ドローンへの取り組み」
新製品である産業用ドローンを自動飛行させるために必要なドローンの運動を計測する“モーションセンサ”と頭脳となる“フライトコンピュータ”の技術シーズと弊社にとって新しい市場となる産業ドローン市場参入への取り組みを紹介いたしました。
17:25~ C-2 株式会社ハラル・クオリティ・ラボラトリー
「首都圏南西地域でのハラールビジネス推進」
ムスリム市場のインバウンド、アウトバウンドの拡大が期待される日本の「食」と文化において、食品・商品などを科学的に検査・分析(ハラール衛生検査)し、ムスリムから安心して受け入れられる食と街づくりへの取り組みについて紹介いたしました。
17:50~ C-3 株式会社アジラ
「人工知能(AI)が創出する新たな価値と連携」
「人工知能」の技術の可能性について、画像認識の分野に特化した内容でご紹介するとともに、今後どのような業界や業種と連携していくかについて具体的な例で紹介いたしました。
3.交流会