日 時:令和2年2月3日(月)16:00 ~ 19:30
参加者:110名
場 所:町田市民フォーラム ホール(3F)
自社の強みを活かして市場に打って出る時に、試されるのが自社の“スピード感”です。そのため、規模の大小に関わらず「オープンイノベーション」による新製品・新事業開発の事例が増えています。 そこで、今回の南西フォーラムでは、オープンイノベーションについて、国が描くビジョンや政策、そして実際にオープンイノベーションに取り組んでいる中小・ベンチャー企業による生の事例を紹介することで、皆様の新たな挑戦に活かされることを目的に開催致しました。
1. 基調講演(16:05 ~ 16:50)
『オープンイノベーションの推進と関東経済産業局の取組み』
講師
関東経済産業局 地域経済部
産業技術革新課長 門田 靖 氏
日本におけるオープンイノベーションの現状や実際に進めていく上での課題点について、また、国が取り組んでいるオープンイノベーション推進における最新情報や実際の事例についてご講演頂きました。
2. 事例発表(16:50 ~ 18:20)
事例発表①
『セッション:ベンチャー企業×大手企業
世の中を変えるイノベーション実現へ!』(16:50 〜 17:30)
講演者
株式会社アジラ 代表取締役 兼 CEO,PMP
木村 大介 氏
FUJITSU ACCELERATOR 事務局
池田 健介 氏
モデレーター
株式会社町田新産業創造センター
インキュベーション事業部 部長
今井 俊男 氏
㈱アジラと富士通㈱のオープンイノベーションの取組みとして、大企業とベンチャー企業である2社が共に新たな価値を創造するための継続的な活動、対等な関係性を構築しつつビジョンの共有することが重要であることなどについて、当事者であるお二人のセッションによって事例をお話し頂きました。
事例発表②
『セッション:中小企業×コーディネーター
未来をつかむ新規事業への挑戦!』(17:40 〜 18:20)
講演者
株式会社スタックス 代表取締役社長
星野 妃世子 氏
公益財団法人川崎市産業振興財団
知的財産コーディネーター
西谷 亨 氏
大手企業の下請けとして事業を行っていた㈱スタックスが、富士通㈱の開放特許を活用することで自社商品の開発を実現し、そこから社内の活力が生まれ、取引先との関係性の向上にもつながったオープンイノベーションの事例について、企業経営者と実際に携わった支援機関のコーディネーターの立場からお話し頂きました。
3.まとめ講演(18:20 〜 18:30)
フォーラムを振り返って『オープンイノベーションによる可能性と留意ポイント』
講師
関東経済産業局 地域経済部 産業技術革新課長 門田 靖 氏
2つの事例発表について、進んでいるオープンイノベーションの事例との共通点を解説頂き、まとめとしてオープンイノベーション創出を目指す関東経済産業局の新たな試みなどについてもお話し頂きました。
交流会(18:40 ~ 19:30)
講演者の方々との名刺交換、参加者様同士の交流が図られました。