今年度初めての試みである「女性力発揮セミナー」。
相模原市内の女性社員にアンケートを取り、女性が目指す「理想の働く女性像」に最も近づけるよう、生の声を活かしてプログラムを構成しました。女性社員を対象とし、「磨く・学ぶ・集う」をコンセプトに2つのコース(ベーシックコース、ミドルコース)に分けて開催しています。
物事を俯瞰して見る「全社的視点」を学びました。「全社的視点」を身につけることによって、視野が広がり、問題解決の可能性が拡がります。経営とは何か、企業を取りまく状況等を知り、少しずつ視野を広げ、その中で自分の仕事の意義を考えていきました。
全社的視点とは・・・
全社的視点にするための4つのポイントについて具体例を交えてお話ししました。その後、ワークで自分の仕事に落とし込んでいきました。
チームに分かれてディスカッション
ディスカッションの中で、意見を出し合いました。他の人の意見を聞くのは新鮮だったようで盛り上がっていました。
初日なので名刺交換
受講者同士で名刺交換をしました。
同じような立場ということもあり、一人ひとりと話が弾み、すぐに打ち解けました。
受講者の声:
自分の仕事の意義について考えられたのが良かったです。視野を広げて考えることで問題解決につなげることができるのですね。
今まで考えた事のないレベルで考えられました。先生から言われたことにより考えが開けたのが良かったです。
ご参加の方がイキイキとしていらっしゃってとても刺激になりました。経営そのものに興味・夢があるので、もっと深く学んでいきたいと思います。
発想は「想いを発する」と書きますが、想いを実現するにはアイデアを「言葉」で伝達することが必要です。ワークを通して、伝える側は自ら伝えたことが他者にどう解釈されるのか、伝えられる側はその意図をどう受け取るのかを体験し、自分の仕事において伝えるために必要な視点や伝え方などの気付きを得ました。
伝達のワーク(伝える)
3人1組のチームになり1人があるモノを見て、他の人に伝言します。限られた時間の中でイメージし、ポイントをつかみ、伝えていきます。
伝達のワーク(描く)
伝えられた人はもう1人に聞いた話を伝え、絵に描いてもらいます。伝える側の伝え方、受けた側の解釈により、異なったものが出てきます。
成果物の検証
各チームの成果物を見比べ、それぞれ何をどのように伝えたのかを検証。伝えることの難しさなど、様々な気づきがあったようです。
「自由に考える」には適切な制約を設定できる能力が必要です。制約がある状況、制約がない状況から発想することをワークを通して体験します。最後に制約を創り出す方法を学びました。
3種類のワーク
ワークショップでは、ステップ1~3に進むにつれて発想の難易度がアップしていきます。
発 表
自由に発想したものを発表します。同じ課題でもそれぞれに感じること、発想することが違うことを共有しました。
講 義
ワークで多くの気づきを得た後、講義を受けました。体感した後だけに、みなさん、真剣なまなざしで話を聞いていました。
「状況を把握する」には条件を整理する能力が必要です。モノや文章を使って、自分なりに条件を設定し、その条件をベースに整理するワークショップをしました。
3種類のワーク
ワークショップでは、モノや文章を要素ごとに分解し整理していきました。その後、状況を把握する上で大切なことを考えていきました。
熱心に講義する小崎講師
グラフィックデザイナーならでは観点で、事例を交えながら発表者一人ひとりにコメント。解りやすく、お話しいただきました。
4回のコースを終えて・・・
ミドルコース全4回が終了しました。最後に受講者皆さんと記念撮影。新たな気づきと仲間を得て、次へステップアップする準備ができたのではないでしょうか。
受講者の声:
ワンウェイの講義だけでなく、ワークをしながらの内容でとても楽しく学べました。
参加者の皆さまからもたくさん学べました。
制約を作ることが自由に発想することの手助けになるという方法がとても参考になりました。
セミナー全体を通して感じたこと
普段広い視野で考えられていないこと、人それぞれ考えることがこんなにも違うことを再認識できました。
会社の枠を超えて意見交換できる場はなかなかないので、少人数でのワークショップやディスカッションをできたのがとても良かった。
すごくリラックスして受講することができました。内容的にも高度なものでなく、身近なことなので実感でき、それが、経営的目線や考えに相通じることだと気付きました。
凛とした 堤 美津子講師
ご自身の経験もふまえて、“道”を通して「品格」の話を分かりやすくお話しいただきました。
講義の様子
(ツツミ産業株式会社にて)
初回ということもあり、緊張した様子の受講者のみなさん。時折、熱心にメモを取っていらっしゃいました。
参加者の皆さんと堤講師
最後に参加者全員で堤講師を囲んで記念写真を撮りました。「品格」についての講義を聴いた後、心なしか受講者の皆さん、しっとり女性らしくなっていらっしゃいました。
受講者の声:
品は生まれ持ったもの。品格は教育やよい行いから身に付いていくという考え方が印象的でした。これからも品格を身につけるのに遅くはないと言っていただけたようで、ほっとしました。
今回のセミナーに参加して、自分自身、反省することが多くありました。そして普段社内で実施している「マナー」の前に、「品格」というものを入れられるよう自分がまず学ぶことだと実感しました。
今日のツツミ専務のお話はとても参考になりました。今後、自分からたくさんの方に伝えていきたいと思います。またお話しを聞ける機会があればと思います。
3種類の笑顔の練習
シーンに応じて3種類の笑顔を使い分けます。実際にできているのか、写メで撮影しながら確認します。グループワークで一気に皆さんが打ち解け、和やかで活気のある
雰囲気でした。
美しい立ち方の練習
ポイントを知ることで、これまでとは全く違った立ち方になります。実際に行い、写メで確認。「こんなに違う~」と驚きの声が上がっていました。
古賀講師の指導にも熱が入り・・・
15度・30度・45度の3種類のお辞儀の実践。一人ひとりをチェックし、体で覚えていきます。セミナー受講前よりも洗練された立ち方、お辞儀の仕方になりました。
受講者の声:
日々の業務の中で充分だと思っていたが、まだまだ全然足りないと感じました。
とりあえず「おもてなしの心」を鍛えようと思います。
電話の応対ができている所と全くできてない所があり、今後会社のイメージアップのためにも本日学んだことを実践したいです。お客様の応対も勉強になりました。
電話応対でクッション言葉の使い方が勉強になりました。また、間の取り方が大切なことも改めて認識できました。
かんたんメイク法
きれいにお化粧するには、まずベースのスキンケアが重要。クレンジングに始まりスキンケアの方法を伝授。その後、メイクのポイントをお話しされました。実践では皆さん、真剣なまなざしでした。
かんたんネイルケア
「今日から爪は爪切りではなくヤスリで削ること!」ネイルレッスンでの冒頭で言われました。早速、やすりでの爪の整え方を練習しました。
美しくなってモチベーションアップ
美しくなる情報満載で、次から次に質問が飛び交いました。あっという間の2時間。気さくな長沼先生とはすぐに打ち解け、女子トークで盛り上がりました。
受講者の声:
いつものケアにちょっとした一工夫(入浴後のおしぼりパックやマッサージなど)するだけで驚くほど変わることがわかって良かったです。
女性の身だしなみというものを改めて考えることができ、とてもモチベーションが上がりました。
メイクやネイルは奥が深いと思いました。印象を変えられるように頑張りたいと思います。
ベーシックコースの集大成。学んだことを実践に落とし込んでいくための「私のアクションプラン」を作成しました。まず、自分を見つめ直し、次に理想の自分像を描く。そこに行きつくために具体的に何をしたらいいのか・・・を考えていきます。書き出すことで明確になり、改めて自分を見直すきっかけになりました。
ペアワークの時間
前回までの3回で学んだことをふまえて、今回はワーク中心のアウトプットの授業でした。ペアでするワークでは、すっかり打ち解け、話が弾んでしまう場面もしばしば。
プラン作成のポイントを説明
「3年後の理想の働く女性像」に近づくために、プランを具体的にするポイントをお話ししました。プラン作成では、真剣に書いていらっしゃる姿勢が印象的でした。
4回のコースを終えて・・・
4回のコースを終えて、女性らしさが磨かれ、様々な気づきがあったのではないでしょうか。最終日、皆さんの笑顔はキラキラ・イキイキしていらっしゃいました。
受講者の声:
自分の3年後のアクションプランを考えたことがよかったです。自分はこのようなことがしたかったと気付けました。
実際に書き出して見える形にしたことで少しすっきりしたのが印象的でした。
目標を数値化するということがこれから目標を立てる上で参考になりました。
ベーシックコース全体への感想:
すごく自分の意識を高めることができました。今後の自分のあり方が少し見えてきたと思います。
品格のお話やメイク、言葉遣いや立ち振る舞いなどすぐに使えるものが多くとても勉強になりました。
毎回テーマがブレず、ただ一方的に話を聞くだけではなく、印象に残るセミナーでした。