子どもワークショップ2013 開催報告
第7回:『親子でつくろう!ドライフラワー』開催報告
開催日時:平成26年3月8日(土)
午前の部9:30~12:30 午後の部14:00〜17:00
会場:さがみはら産業創造センター SIC-3 食堂
今年度最終回となる第7回『親子でつくろう!ドライフラワー』には、31組もの応募をいただきましたので、今回も2部制となり午前12組・午後9組の親子が参加しました。
今回は、日本化工機材株式会社の高橋さん、成田さん、大澤さんの3名の方々に講師を務めていただきました。ご挨拶と企業紹介からスタートしました。
ワークショップ当日の内容
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最初に、人工いくらを作る実験を体験しました。人工いくらは塩化カルシウム水溶液に食紅で色を付けたアルギン酸ナトリウム水溶液をスポイトで滴下させて作ります。食紅は赤・黄・青の3色があり単色で楽しむことも、混ぜて緑や好きな色を作って楽しむこともできました。参加者は本物のいくらそっくりのアルギン酸ナトリウム水溶液に感激した様子で「そっくり~!本物~?食べられそう!!」と実験に大満足のようでした。
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次はドライフラワー作りです。お花はチース、薔薇、カーネーション、かすみ草、ユーカリなど、参加者がカットしたお花と乾燥剤のシリカゲルをタッパーに入れ電子レンジで1分30秒程加熱して作ります。花びらどうしがくっ付いていると上手くドライフラワーにならないので楽しげに会話をしていた親子も無言になる程集中して慎重にお花を並べていきました。レンジで加熱したお花を15分程冷ましたらドライフラワーの完成です。たったこれだけで「本当に出来ているのかな?」と心配そうな様子も見受けられましたが、みんな無事にドライフラワーを完成させることができました。
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ドライフラワーを土台につけていく工程では、お花の茎が刺さらない場合は、ボンドを付けて固定し、短い場合は専用のワイヤーとテープを使用したりして各々お花を活けていきました。「センスあるね~」「かわいいね~」と、親子や参加者同士で、楽しそうに会話しながら色とりどりのお花をアレンジしていました。
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土台につけた後は、ドライフラワーやビンに思い思いのデコレーションを施して完成!
デコレーションはハートの形のスポンジ、貝殻、マスキングテープ、ゼオライトなどを用意しました。ダイナミックな作品、可愛らしい作品と個性あふれる素敵な作品が出来上がっていました。
今回は親子それぞれひとつずつ作品を作ったので保護者の方も、お子さんも楽しめるワークショップとなりました。最後に恒例の作品を手に持った親子の写真を貼った参加証をプレゼントして、今年度の子どもワークショップは終了しました。
ワークショップにご参加頂きありがとうございました。
〈アンケート結果〉
<今回のプログラム内容に満足いただけましたか?(計 保護者21名 子21名)>
大変満足:35名 満足:7名 不満:0名 大変不満:0名 回答なし:0名
<この事業は今後も必要だと思いますか?(計 保護者21名)>
はい:21名 いいえ:0 回答なし:0名
<またワークショップがあったら参加してみたいと思いますか?(計 参加者21名)>
はい:21名 いいえ:0 回答なし:0名
<参加者の声>
・スタッフさんが優しく丁寧に教えてくれた所がとてもよかった。
全然悪い所もなかったし、いい所しかなかった。またあるのならいきたい!!(参加者)
・ただ作るだけではなく世の中の仕組みや何故必要なのか実験まであって楽しめました。
もう少し人数が多くて友達同士でも来られると良かったです。(保護者)
第6回:『体験!はんだごて ライントレーサー作り!』開催報告
開催日時:平成26年1月25日(土)
午前の部9:30~12:30 午後の部14:00〜17:00
会場:さがみはら産業創造センター SIC-3 食堂
第6回目となる『体験!はんだごて ライントレーサー作り!』は40組以上の応募をいただき、急きょ午前・午後の2部制とし、各回12組の親子が参加しました。大半が男の子の参加でした。今回は、株式会社タクマ精工の望木(もうぎ)さん、白石さんが講師を務めてくださいました。
タクマ精工の白石社長から「是非、はんだ付けを子ども達に体験させてあげたい!やりましょう!現代の子にも物を作る楽しさを実感させてあげたいよね。」と、難易度も高く、火傷も心配でしたが、今回チャレンジしてみた結果、保護者の方はお子さんの姿を子どもの頃の自分と重ね合わせ懐かしみ、参加者は初めてのはんだ付け体験を通じて保護者の子ども時代を少し知る事が出来たようです。
株式会社タクマ精工 URL : http://www.takuma-seiko.co.jp/
ワークショップ当日の内容
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まずは、はんだ付けの練習から。はんだ付け初体験の参加者がほとんどで、おっかなビックリの様子。保護者からは「懐かしいなー!お母さんもまたやりたいな!」「おじいちゃん、昔は溶接したことがあるよ~」と昔をなつかしむ声も。練習の後に、いよいよライントレーサー作り!抵抗をはんだ付けするところからスタートです。抵抗も数種類あり取り付ける場所を間違えないよう丁寧につけていきました。練習ですこし慣れたのか皆上手に付けていました。中には納得がいかないようでやり直し、より完成度を高める子もいました。
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抵抗の次はスイッチ、発光ダイオード、セラミックコンデンサ、トランジスタをはんだ付けしていきました。最初はビクビクしながらだった作業もいつの間にか手慣れたものになっていました。初めてとは思えないほどの速さの参加者もいれば、丁寧にプロのように綺麗な富士山型に付けて行く参加者も。それぞれの性格が表れていました。
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はんだ付けの後はモータ、タイヤ、電池ボックスの取り付けを行いました。電池ボックスはナベビスを仮止めしておかなければ後々電池が入らない作りになっていて、少し注意が必要でしたが、保護者や望木さん白石さんの手助けもあり無事完成!
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最後に完成したライントレーサーを調整して、模造紙2枚分の大きな黒い線のコースを走らせました。ライントレーサーの調整は、カメラでいうと「絞り」の設定のようなものです。
周囲の明るさにあわせてちょうど良い状態にしておかないと、光センサがもっとも良く
働く状態にならず、黒い線をうまくたどらないので細かい微調整を行って思い思いに走らせていました。
参加者から「坂は走るの?」という声があり急きょ坂道へコースを移動!坂を上った時は歓声が沸き起こりたのしい第6回のワークショップとなりました。
〈アンケート結果〉
<今回のプログラム内容に満足いただけましたか?(計 保護者23名 子24名)>
大変満足:37名 満足:8名 不満:0名 大変不満:0名 回答なし:2名
<この事業は今後も必要だと思いますか?(計 保護者23名)>
はい:21名 いいえ:0 回答なし:2名
<またワークショップがあったら参加してみたいと思いますか?(計 参加者24名)>
はい:24名 いいえ:0 回答なし:1名
<参加者の声>
・全て自由に使え、休けいの事まで考えていただきとても良かったです。ありがとうございました。 (保護者)
・テーブル1つに先生が1人ずつついてくれていて、よく分からなかった点などを
教えてもらえたから良かったです。 (参加者)
第5回:『科学研究所を見学&わくわく入浴剤作り』開催報告
開催日時:平成25年12月14日(土)9:30~12:30
会場:さがみはら産業創造センター SIC-3 食堂
『科学研究所見学&わくわく入浴剤作り』には11組の親子が参加しました。
今回の講師は、㈱ジャパン・アドバンスト・ケミカルズの安原さん、さがみはら表面技術研究所の須藤さん、漢那さん、金澤さんの4名です。
まず、安原さんから重曹とクエン酸それぞれの水溶液を混ぜ、炭酸水を作る実験を見せてもらい、入浴剤の原理を理解しました。
さがみはら表面技術研究所 URL : https://www.sic-sagamihara.jp/sic2/support_anju/
ワークショップ当日の内容
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㈱さがみはら産業創造センター(SIC-3)の1階にある、さがみはら表面技術研究所見学では、電子顕微鏡やマイクロスコープ、成膜フィラメントといった、普段見たことのない機器に参加者の皆さんは興味津々。光学顕微鏡や、さらに高倍率の電子顕微鏡でアブラムシを細部まで見たり、マイクロスコープで自分の肌や洋服の繊維を見たり、成膜フィラメントという装置で2000℃という高熱で化学材料が成膜される様子を見るなど、それぞれの機器を使って科学に対する興味をより一層深めることができました。
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バスボム作りでは、重曹、クエン酸、片栗粉を決まった割合で混ぜ合わせ、霧吹きで数回水を吹き掛けよく揉みこみながら固めていきました。トッピングとして、色とりどりの食紅やクナイプ、抹茶やココアを用意しました。また、石鹸の花びらや、スーパーボールを中に入れて湯船に入れてからのお楽しみ仕掛けも用意しました。
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バスボム作りはコツを掴むのが難しいので、最初は失敗をした親子もいましたが、中には
最初の一つ目から既製品のように綺麗に作り上げるお父さんや、やさしい色をつけとても可愛らしく仕上げた参加者さんもいました。 -
親子でそれぞれ作ったバスボムを見比べ『かわいいね~!綺麗だね~!』『お母さん喜ぶね!!』と話しているほほえましい様子や赤いドット柄や英字新聞風のラッピングでバスボムが壊れないよう慎重に大事そうに包んでいました。親子での共同作業が多かったので自然と会話も弾み、まさに親子で楽しいワークショップとなりました。
〈アンケート結果〉
<今回のプログラム内容に満足いただけましたか?(計 親11名 子11名)>
大変満足:15名 満足:6名 不満:0名 大変不満:0名 回答なし:2名
<この事業は今後も必要だと思いますか?(計 保護者11名)>
はい:8名 いいえ:0 回答なし:3名
<またワークショップがあったら参加してみたいと思いますか?(計 参加者11名)>
はい:10名 いいえ:0 回答なし:1名
<参加者の声>
・実験や体験をさせていただけるのはありがたいです。色々な事をこれからもやっていただきたい。
又、好評だったものは何回か再度やってもらいたい。ありがとうございました。 (保護者)
・グループで見学できたので発言しやすかったり、よく見たりすることができて良かったです。
質問がないくらい一つ一つていねいにあらかじめ説明して下さったので
迷うことなくスムーズに出来ました。 (参加者)
第4回:『音の不思議を体感しよう!マイスピーカー』開催報告
開催日時:平成25年10月12日(土)9:30~12:30
会場:さがみはら産業創造センター SIC-3 食堂
今回の「音の不思議を体感しよう!マイスピーカー」には、急なキャンセル等もなく予定通り9組の親子が参加しました。今回は理系要素の強いワークショップのせいもあってか、9組中7組が父親との参加で、父親率の高さが印象的でした。
「音」をテーマに、さまざまな音を聴く体験や実験を通じて、音の正体が「空気を含む物体の【振動】」であることや、音の伝わる速さや質、大/小や高/低の違いといった音の不思議を解明し理解を深め、その集大成としてオリジナルのスピーカーを作るという内容です。
ワークショップ当日の内容
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ワークショップ前半では、講師の嶋田葵先生と秋庭貴志先生の挨拶から始まり、2~3組の親子ごとに4グループに分かれ、「音」の回らしく糸電話による自己紹介を行いました。
普通の柔らかい糸と、硬いエナメル線、2種類の糸電話を使い、音の伝わり方に大きな違いがあることがわかると、参加者は一様に「あ、違う」「面白いね」などと感想を口にしていました。
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続いて、講義を行った後、『振動スピーカー』を用い、どんなものがどんな音を出すかという実験を行いました。
『振動スピーカー』とは、特定の振動板ではなく、雑貨などの身近に共鳴するものを振動体とするスピーカーのことです。
もっと簡単に言うと、ゴミ箱やお菓子の缶など、身近にある様々なものが、振動スピーカーを付けることでスピーカーに変身してしまうという、一風変わったスピーカーです。
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参加者は、あらかじめ豊富に用意してあるビンやペットボトル、缶や段ボールといったさまざまな雑貨の中から、「これはどんな音がするんだろう?」と興味を引かれるものを選んでいました。
それにパソコンから音源を引いた『振動スピーカー』の吸盤を当てて、出てくる音を確認しました。
お菓子の缶や、紙の箱が振動して音が出てくること自体が不思議でしたが、プラスチックの掃除道具などの意外なものからも良い音が出ると、参加者からは驚きの声が上がり、大いに盛り上がりました。
参加者は実験の内容を独自の感性で受け止めており、それが実験後の発表にもよく表れていました。また、発表ごとに嶋田葵先生の解説があり、より理解が深まったようです。 -
休憩をはさんで、いよいよスピーカー作りに入りました。作成キットやテキストが配布され、スピーカー作りについて説明が始まると、参加者の集中力はさらにアップ!外側の箱にテンプレートやスピーカー部分を貼り付ける作業から、ドライバーを使ったアンプやピンプラグの取り付けまで、途中、難易度の高い工程もありましたが、親子で協力し合い音が鳴らないといった失敗は一組もなく、見事、良い音を響かせる本格的なスピーカーを完成させることができました。続いて、作ったスピーカーを手に、親子で記念撮影。
最後に大量のストローとゼラチンで作った吸音機や、パラメトリックスピーカーなどの最新のスピーカーの紹介などを行いました。身近にある音にもっと興味を持って頂けたらと願いつつ、スピーカーをおみやげに、今回のワークショップも無事終了しました。
〈アンケート結果〉
<今回のプログラム内容に満足いただけましたか?(計 親9名 子9名)>
大変満足:9 満足:9 不満:0 大変不満:0
<この事業は今後も必要だと思いますか?(計 保護者9名)>
はい:9 いいえ:0
<またワークショップがあったら参加してみたいと思いますか?(計 参加者9名)>
はい:9 いいえ:0
<参加者の声>
・ただ作るだけでなく、仕組みなどの説明があったのが良かったと思います。 (保護者)
・自分で、作ったものを持ち帰れるところや、休けいコーナーが
あるところとってもよかった!またきたいです! (参加者)
第3回:『日本一のへアゴム工場!ミサンガ&ストラップ』開催報告
開催日時:平成25年9月14日(土)9:30~12:30
会場:株式会社イノウエ(相模原市緑区鳥屋750)
今回の「日本一のへアゴム工場!ミサンガ&ストラップ」には、定員10組に対して12組もの応募がありましたが、当日はキャンセル等があったため8組16名での開催となりました。手芸ということもあり、第1回目に続いてほとんどが女性のワークショップとなりました。
今回は、これまでの2回とは趣向を変え、緑区鳥屋にある日本一のシェアを誇るヘアゴム工場を持つ株式会社イノウエをワークショップ会場としてお借りし、工場見学した後、ミサンガやストラップを手作りするという一味違ったワークショップです。
ワークショップ前半では、ワークショップ中の諸注意から、社長による挨拶、企業紹介の後、本日の講師を務めてくださる製造部の井上和弘さんをはじめとしたスタッフ紹介がありました。
株式会社イノウエ URL : http://www.inoue-braid.co.jp/
ワークショップ当日の内容
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数組の親子に分かれ、イノウエのスタッフが付き、それぞれ工場内部を周りながら工場内のいろいろな機械の説明を受けました。
組み紐が勢いよく組みあがっていく工程は大人でも非常に興味深く、子どもたちも目をキラキラさせ、口々に親子や姉妹で感想を口にしながら、その様子に見入っていました。
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後半は、ミサンガ&ストラップの工作タイムとなり、参加者全員で赤・黄・青・緑・ピンク・白、色とりどりの紐の中からミサンガの紐選びをしました。
井上和弘さんから参加者全員でストラップの作り方を聞いた後、ミサンガの【左結び】での編み方について説明を受けました。説明を受けながら、さっそく目の前に置いてある紐で編んでみようとする子、手だけで疑似レクチャーする親御さんなど、早くもやる気満々の様子。
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2部屋に分かれ工作を開始しました。最初は親子で作り方を確認したり、スタッフに聞いたりしながら、ぎこちない手つきでミサンガ作りを始めましたが、少し経つとあっという間に要領を得、初めてとは思えないほど慣れた手つきでミサンガを編んでいました。
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続いてストラップも作り終えると、手作りのミサンガ&ストラップを手にイノウエの社長と一緒に笑顔で親子揃って記念撮影。
最後は、自分の作ったミサンガ&ストラップに加え、イノウエが用意してくださったヘアゴムや糸のおみやげも加わり、たくさんの思い出とおみやげを手に、満足そうにお帰りになる参加者の皆さんをお見送りして、第3回のワークショップは無事終わりました。黙々と集中して、時に親子や姉妹で話し合いながらものづくりする楽しさを味わえる、そんなワークショップになりました。
〈アンケート結果〉
<今回のプログラム内容に満足いただけましたか?(計 親8名 子11名)>
大変満足:14 満足:4 不満:0 大変不満:0 未記入1名
<この事業は今後も必要だと思いますか?(計 保護者8名)>
はい:7 いいえ:0 未記入:1名
<またワークショップがあったら参加してみたいと思いますか?(計 参加者11名)>
はい:10 いいえ:0 未記入:1名
<参加者の声>
・子供が自然な形で地元での物づくりへの理解が出来るのが良いと思います。
他にも色々ワークショップの企画があるとうれしいです。(保護者)
・説明なども分かりやすかったし、作ってとても楽しかったから。(参加者)
第2回:「音のセンサーで走る!オリジナルマイカー」実施報告
開催日時:平成25年8月24日(土)9:30〜12:30
会場:さがみはら産業創造センター SIC-3 食堂
今回はSIC-1の入居企業、株式会社シンフォディア・フィル 滝口收社長・七海友夏さん・山口恭平さんの3名が講師を務めてくださいました。
ワークショップ前半では、基板に抵抗やコンデンサなどを挿して、音に反応して走るオリジナルマイカー制作を行いました。後半は、制作したオリジナルマイカーを走らせてレースを行いました。
また、ワークショップ開始前や、休憩中、終了後には株式会社シンフォディア・フィル様の自社製品で子どもたちが楽しく遊べるスペースが設けられました。親子はもちろんのこと、親子と講師やスタッフとが和気あいあいと談笑する和やかな雰囲気でした。
株式会社シンフォディア・フィル URL : http://www.symphodia.co.jp/
ワークショップ当日の内容
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朝9:30から子どもたちは白衣を身に着けエンジニアに大変身しました。
株式会社シンフォディア・フィル 滝口代表取締役のご挨拶・お仕事紹介に続いて、コンデンサについて勉強しました。子どもたちは滝口さんの話に興味津々。
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その後『オリジナルマイカー』づくりに挑戦。テキストとにらめっこしながら一つ一つミスの無いよう慎重に作業を行い、時折親御さんや講師に質問しながら集中して車を作り上げていました。努力の甲斐あって、参加者全員、『オリジナルマイカー』の作成に成功。失敗は1台もなく皆、元気に走らせることができました。
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ワークショップ後半では、完成したオリジナルマイカーを使い、停まった所に応じて得点を競うレースを3回戦行いました。子どもたちは皆、満点の場所にオリジナルマイカーが停まる様、入念な走行練習と電子部品のコンデンサの差替えや、感度の調整などを何度も繰り返し、いざ、レース開始!満点を出し満面の笑みを見せる親子や、うまく行かず2回戦へ向け調整を行う親子。会場は親子の拍手や応援などで大いに盛り上がりました。
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レース終了後は上位3名の子どもたちにオリジナルマイカーを上手く走らせるコツを発表してもらいました。
最後に、親子で記念撮影をし、写真と参加証、家へ帰ってからでも遊べるようオリジナルマイカーの外部をかざる車体のテンプレートがおみやげになりました。自宅へ帰って、それぞれのオリジナルマイカーの外装を完成させたでしょうか?
〈アンケート結果〉
<今回のプログラム内容に満足いただけましたか?(計 親子12名)>
大変満足:7 満足:5 不満:0 大変不満:0
<この事業は今後も必要だと思いますか?(計 保護者6名)>
はい:6 いいえ:0
<またワークショップがあったら参加してみたいと思いますか?(計 参加者6名)>
はい:6 いいえ:0
<参加者の声>
・とても楽しく参加できました。ありがとうございました。(保護者)
・基板に電解をつける作業が楽しかったです。ほかのワークショップで作るときがあったらやってみたいです。(参加者)
第1回:「第1回おやこでつくろう!カードケース&チャーム」実施報告
開催日時:平成25年7月27日(土)9:30~12:30
会場:さがみはら産業創造センター SIC-3 食堂
今年度は7回~8回のワークショップの開催を予定しています。各回10組20名の親子を募集。第1回目となる『おやこでつくろう!カードケース&チャーム』では、応募者10名全員が女性でした。保護者も9割が女性であり、まさに女性主体のワークショップとなりました。
〈チャームの作成〉
くらげ雑貨店、高松幸子先生指導のもと、【UVレジン】という紫外線で硬化する薬品を使用した可憐なチャームを親子それぞれ1つずつ作成しました。
くらげ雑貨店 URL : http://kuragezakka.com/
〈カルトナージュの作成〉
Atelier Z=Grace、今田藍先生指導のもと、【カルトナージュ】という厚紙で組み立てた箱などに紙や布を貼り付けて仕上げるフランスの伝統的な手芸を用いて、カードケースを親子で1つ作成しました。
世界を旅するカルトナージュ Atelier Z=Grace URL : http://www.z-grace.jp/
ワークショップ当日の内容
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朝9:30から参加者・スタッフ全員がエプロンをつけ、可愛いカフェ風の飾りつけに囲まれた中で開始しました。
Atelier Z=Grace今田藍先生と、くらげ雑貨店高松幸子先生のご挨拶、お仕事紹介に続いて、今回の作業について説明を聞きました。
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ワークショップ前半では、『花びらチャーム作り』を行いました。親子それぞれお気に入りの花びらを選び、思い思いのデコレーションをほどこし、それぞれの個性を反映したとても可憐な花びらチャームが完成しました。
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後半は、『カードケース作り』に挑戦。『カードケース作り』は、親子でカードケースの裏面と表面をそれぞれ作る共同作業があり、仕上げに両方を貼り合わせて1つのカードケースを完成させる為、親子の息の合ったチームワークが求められます。また、ハサミを上手く使用してのカーブの切り込み作業といった手芸ならではの細かい作業工程があるため、保護者や先生、スタッフに色々な質問を投げかけながら、表裏2枚を合わせた素敵なカードケースを無事完成させることができました。
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最後は出来上がった『花びらチャーム』と『カードケース』を手に、親子で記念撮影を行いました。写真のデコレーション作業と写真付き参加証も自作の作品となり、『花びらチャーム』と『カードケース』ともども、こころに残る作品になりました。
〈アンケート結果〉
<今回のプログラム内容に満足いただけましたか?(計親子20名)>
大変満足:14 満足:6 不満:0 大変不満:0
<この事業は今後も必要だと思いますか?(計保護者10名)>
はい:9 いいえ:0 回答なし:1
<またワークショップがあったら参加してみたいと思いますか?(計子ども10名)>
はい:10 いいえ:0
<参加者の声>
・なかなか子供と1対1で向き合う機会がないのと、何かを一緒に作り上げるという事が
体験できるのでとても素敵です。(保護者)
・ものづくりが大変好きな孫にて、希望が大きく私も参加致しました。
大変良い又意義あるものでした、先生も優しくありがとうございました。(保護者)