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カイゼンとは

 カイゼンとは、一言で表すと「徹底的なムダの排除を通じて、原価低減を実現する活動」のことです。
 例えば、工場内におけるムダややりにくい原因となっている事柄などが見直されることで、生産性の向上を目指します。
 SICカイゼン支援では、株式会社カイゼンマイスターの経験豊富なスタッフとの協業による経営合理化・生産性の向上を目指して、主に下記項目のカイゼン支援活動を行います。

○ 品質・原価・納期など生産工程の合理化等に関すること
○ 在庫管理及び物流に関すること
○ 教育訓練に関すること

本サービスの2つの特徴

 SICカイゼン支援プログラムは、カイゼン支援活動に加えて、カイゼン効果をいっそう高めるために「カイゼン自主研究会」活動を実施することを特徴としています。

1.「カイゼン支援活動」
 トヨタ生産方式を知り尽くした「カイゼンマイスター」が、工場診断・カイゼン提案を踏まえて、ものづくり中小企業の現場カイゼン活動を指導します。 (詳細は後述)

2.「カイゼン自主研究会」
 カイゼンマイスターの指導のもと、現場のカイゼンリーダーが、お互いの工場を見せ合い、各工場の「良かった点」・「改善すべき点」について、率直な意見交換を行います。
(詳細は後述)

1.カイゼン支援活動

<カイゼン支援活動の視点>
 単なるコンサルタントや教育ではなく、お客様と一体となった活動により、確実な成果を目指します。
 カイゼン支援活動の終了後において、自社で継続したカイゼン活動が実施できるようにカイゼンリーダーへの教育を柱にした「人づくり」を重視します。

図説

<カイゼン支援活動の進め方>
(1)製造現場の工場診断
 工場診断により、リードタイム短縮、品質向上、原価低減、
 生産性向上、能力向上、管理能力向上などの課題を把握します。

(2)カイゼン提案
 課題について、作業環境、安全、品質など改善すべき点を提案します。

(3)カイゼン活動
 カイゼン内容について合意後、具体的な改善活動を開始します。

【お客様の主な対応内容】
@社長の方針を受けて狙い・目標の設定(ベクトル合わせ)
Aカイゼンメンバーの決定(チーム編成)
Bカイゼンの進め方・ルール決定(問題点の申請〜登録〜カイゼン〜完了報告)
C全社員のカイゼン活動への参加・情報共有

(4)カイゼン活動報告会
 社員のモチベーション向上を狙い、一定の活動期間経過時に
 成果・未解決内容について社員報告会を行います。

<活動内容>
整理・整頓・清潔・清掃の4S(特に2S)に始まり、在庫の大幅削減、工数低減、少人化、リードタイムの短縮、工程で品質を作りこむ品質管理体制の強化などを通じて、企業の無駄を排除して収益改善に繋げる活動を行います。

<改善例>
レイアウト改善による少人化ラインの実現
重量作業対策による疾病の未然防止
教育・訓練の効率化による早期作業習熟
多能工の育成を通じた柔軟な生産体制の実現
小ロット化による在庫の低減&リードタイムの短縮
素材の歩留り率の向上
運搬・荷扱いの導線短縮
型・治具・刃具段取り替え時間の大幅短縮
簡単ポカヨケによる作業ミスの低減
使う人の保全による設備故障の未然防止
整理・整頓により「探す、見出す時間」をなくすなど

2.SICカイゼン自主研究会

セントラル自動車などトヨタ自動車グループでは、グループ内企業が集まり、各会社の製造現場を見合い、互いの良い部分や改善すべき点について自由に意見交換を行う「トヨタ自主研活動」を定期的に行うことで、カイゼン活動の効果向上に寄与しています。
SICにおける今回の取り組みについても、「トヨタ自主研活動」の特徴を取り入れて、カイゼン活動を進展させるものとして位置づけて、相互の工場視察を通じて「良かった点を自社に取り入れ、他社に対して改善提案も必ず行う」ことをモットーに実施しています。
参加対象者:カイゼン活動に参加するカイゼンリーダー

研究会活動内容:

@工場現場の視察
参加者は、工場現場で「評価シート」に良い点、
改善すべき点などを逐次記載しながら現場観察を行います。
A意見交換会
見学終了後、参加者一人一人が「評価シート」の記載内容を発表し、カイゼンマイスターのコメントを加えながら、自由で活発で真剣な意見交換を行います。
B各社内での情報共有
カイゼンリーダーは、他社の優れている点・参考にすべき点や、自社の改善すべき点の指摘など自主研究会の活動報告を行うことで、社内共有し社員一丸となったカイゼン活動として活かしていきます。

支援メンバー

株式会社カイゼン・マイスター(代表取締役 小森 治 氏)

> 支援メンバー詳細
> カイゼン活動の詳細(株式会社カイゼン・マイスター WEBサイト)