活動計画と体制   平成21年度低炭素社会に向けた技術発掘・社会システム実証モデル事業  太陽光や雨水など自然の恵みを有効活用した

 

安全で安心な低炭素社会システムの構築

相模原市が取り組む「省C02のまちづくり」の一環として、市内企業が構築中の太陽光や雨水等の自然の恵みを有効活用したモデルシステムを基本に、関連する大学や企業などの地域ぐるみの協力により、太陽光発電を基本に充蓄電池や燃料電池などC02削減効果の高いシステムを導入することで、よりいっそうのC02削減と、副産物である安全性と殺菌効果の高い熟成オゾン水の利用により、安全で安心な低炭素社会システムの構築を目指す。

目標:一般家庭一軒あたり年間合計で1300kg- CO2の削減

活動内容

 

予備実証試験及び確認調査

基準データの収集と適正機器の導入や開発の判断基準の設定
・太陽光発電の蓄電池充電効率調査
・MPPT(Maximum Power Point Tracker)制御回路の試作評価
・雨水浄化水の成分分析
・水電気分解装置へ供給する浄化水の純水化条件調査と予備実証
・太陽光発電による蓄電、水電気分解装置、オゾン水生成装置及び燃料電池の動作確認試験
・小規模実証試験用機器の検証と本実証機のシステム設計

研究開発

・MPPT制御回路を利用した蓄電池充電及び水電気分解効率向上実証システムの開発
・燃料電池発電システムの設計と開発(テストと実用機の開発)
 水電気分解装置による発生酸素のオゾン水生成の最適化
 燃料電池電解質及び触媒電極の最適化
 燃料電池発電システム実用機の設計と試作

実証機器のシステム化と実証体制の構築と実証試験(本システムと本実証)

・太陽光発電装置(4kWクラス)及び蓄電池
・燃料電池発電システム
・水電気分解装置
・水素吸蔵合金
・オゾン水生成装置
・雨水貯蔵及び浄化水槽(4人家族一ヶ月使用量30立方メートルを想定可能な規模)
・浄化水(オゾン水)の分析効能評価
・システム全体のデータ収集と解析

 

体制

管理法人

鰍ウがみはら産業創造センター

主な実施地域

<研究開発>神奈川県相模原市
<実証>神奈川県相模原市                  

実施企業・機関 (順不同敬称略)

潟eクノメイト(流体制御システムの開発)
日本コントロール工業梶i流体制御システムの開発)
澁谷工業梶i水電解及びシステムエンジニアリング)
潟潟Kルジョイント(オゾン水生成技術、流体制御システムの開発モデルシステムの調査協力)
鰍eC−R&D(燃料電池システムの開発)
東京都市大学(燃料電池の評価)
潟Tンリッチ(電力制御システムの開発)
潟Wェイパーソン(電力制御・監視システムの開発)
新栄電子計測器梶i電力制御システム及び計測技術の開発)

協力企業・機関(順不同敬称略)

相模原市(住民への周知、実証協力)
職業能力開発総合大学校(実証場所提供、実証協力)
神奈川県産業技術センター(分析評価)
KYB梶iモデルシステムの技術協力)
権田金属工業梶iモデルシステムの調査協力)
東プレ梶iモデルシステムの調査協力)
潟jックス(モデルシステムの調査協力)
鞄本製鋼所(水素貯蔵技術の提供)
竃「来先端技術研究所(モデルシステムの調査協力)