【代表プロフィール】
株式会社シンフォディア・フィル
代表取締役 滝口 収(たきぐち おさむ)さん
電機メーカー出身。約7年前から橋本に在住。
体を動かす事が好きで、週に1~2回はバスケットボールやバレーボールをしている。
今年度から山形大学の非常勤講師も勤めている。
【起業しようと思ったきっかけは?】
電機メーカーを退職後、一人で技術コンサルティング会社を設立して活動していたが、一人でなく、会社という組織を作り、自分個人の能力だけでなく、スタッフの力、ひいてはエンジニアの力を結集して、「作りたいもの」を作るために2007年7月に当社を設立した。
創業時は、顧客の関係もあり、山形にて設立。2008年にSICに入居し、現在は、山形の事務所と橋本を行き来しながら、活発な事業活動を行っている。
会社名のシンフォディア・フィルは、エンジニアの技術を演奏になぞらえ「ハードの人材や技術」と「ソフトの人材や技術」を融合し、「シンフォニー」を奏でる意味に由来している。
【事業紹介】
主な事業内容として、センシング技術を活用した次世代端末の開発を行っている。(生体センシング・ユビキタス・センサーネットワークソリューションと当社では呼んでいる。)一例として、山形大学と共同開発した血流測定センサー機器の開発を行っている。
センサーをマイコンボードでアナログ/デジタル変換する技術、アイデアを試作品に仕上げる技術力等が当社の強みである。
【これからの夢または目標は?】
今年度から山形大学で講義を行っている。授業内容は実際に電子機器のハンダ付けを行い、組み込みソフト導入までを行う内容である。プログラムしか知らない学生の中には、ハンダ付けが初めての学生もおり、実際に電子回路の作成を学べることが新鮮なようで、授業時間も忘れ熱中している。
このような学生を見ていると、是非とも今後も「ものづくり」人材が育っていって欲しいと願っている。未来の人材を育てるためにも今後は「研究室・学生向け開発キット」を開発し、ハード・ソフトの「ものづくり」の大切さを再認識し、この事業を次なる柱に繋げたいと思っている。
株式会社シンフォディア・フィル
http://www.symphodia.co.jp