【代表プロフィール】
株式会社エーセル
代表取締役 佐藤 雅司（さとう まさし） ３５才
マレーシア生まれ（１才になる前に帰国）。静岡県出身。神奈川県厚木市在住。
読書や音楽を好み、学生時代サッカーをしていた事もあり、スポーツ観戦が楽しみ。特にサッカーは、オンタイムで観戦する為、寝不足になる事も度々。社会人になってからは、フットサルをしていたが、最近は、時間がなかなか取れない。
大学では、生物工学科で分子生物学を専攻。ＤＮＡ、ＲＮＡ、たんぱく質などの解析を学び、更に大学院では、植物や菌類での光に対する細胞内シグナル伝達の研究をし、理化学機器代理店へ就職。
【起業しようと思ったきっかけは】
就職した企業では、営業職を経験。仕事をしているうちに、生命科学技術を通して社会貢献のできる企業を自ら作りたいと思うようになった。それを目指す為に、バイオ系のベンチャー企業へ転職。そこでは、経理以外の部門、研究・品質管理・製造・営業など、色々な仕事に携わった。これまでの経験を活かし、起業するに至った。
【事業紹介】
バイオ全般に関して幅広い知識・技術を持ち、主に動物細胞を用いた各種試験の受託サービスを行っている。動物愛護の観点から、動物試験が見直されている今日、同社では動物試験の代替法である細胞を用いた受託サービスとして行なっている。また、研究用試薬の開発から製造・販売まで行っており、ヒトコラーゲン定量ELISAキットの販売を近日予定している。
《ヒトコラーゲンとは》
コラーゲンとは体の皮膚や骨、臓器などあらゆる組織の細胞同士を結び付ける役目を担っている。皮膚ではコラーゲンの増加に伴い弾性を持たせることが出来ることから化粧品開発や細胞機能改善薬開発での指標となっている。
同社では、ヒトコラーゲンをヒトの皮膚の細胞を培養し産出されたコラーゲンを精製することで作製している。
《ヒトコラーゲン定量ELISA キットとは》
抗コラーゲン抗体を用いた免疫技術を応用し、組織や細胞が産生したヒトコラーゲンの量を高感度に測定することができる。細胞からのコラーゲン産出を促進させる新規化合物の発見などに役立てられていることから、化粧品や健康食品の開発に用いられている。
【課題となっていること、苦労していること】
ホームページをより良くして受託事業の営業に力を入れたい。
【これからの夢または目標は？】
企業や大学でのバイオ研究の総合的支援や試薬開発を行うことで、生命科学技術の進歩を通して多くの人々の生活や社会に間接的に貢献すること。
株式会社エーセル
SIC-1 212号室
TEL.042-770-9482 / FAX.042-730-7892
URL:
http://www.a-cel.co.jp/
※ACELとはAdjusted Cell Experiment Laboratoryの略。お客様に順応した細胞の実験室を提供するという意味。
