【プロフィール】
レボックス株式会社
代表取締役CEO 鎌田 英洋(かまだ ひでひろ)39才
北海道美瑛町(びえいちょう)生まれ 町田市在住
今、食べることの楽しさ、大切さを身に染みて実感している。
※今回は、CEOの鎌田さんにお話をお聞きしました。
代表取締役CTO 三留 正浩(みとめ まさひろ)38才
神奈川県川崎市生まれ 町田市在住
【起業しようと思ったきっかけは?】
大学卒業(環境工学専攻)と同時に北海道から東京都中央区にある産業用機械専門商社へ入社。ここでの4年間は、顧客の火力プラントを安全運用できる定期点検での修繕・補修提案がメインの仕事だった。先輩社員から脈々と続く顧客とメーカーの間で調整する仕事をする中で、やりがいはあったが本当に顧客に役立ち、喜ぶ仕事をしているのか疑問を感じる日々を送っていた。そして、フィンランドの集成材製造メーカーに転職したが、フィンランドのヨエンスーへ出張している最中に倒産。入社してわずか半年のことだった。「何か人の役に立つ事がしたい。」帰国の飛行機の中で起業を決断。それは、2000年12月のことだった。そして、2001年1月4日に起業。1月16日から開催された国際建築資材・建築システム・改築専門見本市(BAU)2001の会場ミュンヘンへ飛んだ。環境にやさしい人が求めている商材を探した。三層ガラス窓・塗料・LEDなどの商材と出会う。そして同年、同じ頃LED関係で起業していた現在の代表取締役CTOである三留氏と出会うことになる。2005年からオフィスを一緒に仕事を始めた。会社の柱として選んだものはLED応用製品だった。この二人の営業力と技術力を融合させたレボックス株式会社が誕生したのは、2008年の7月だった。
【事業紹介】
画像処理用・産業用・基礎実験用・建築用LED照明光源及び電源の設計・開発・製造・販売。
●光が持つ特性を理解し、あらゆる生産現場において発生している照明や光に関する問題を迅速に解決する。
●レーザー、LED等、光源の最適なアプリケーションを設計・開発。
現在、取引の80%が検査装置関係、15%が建築用そして5%が医療用である。
また同社では、光応用のシーズを探す為に、大学と連携を図り、若手研究家の支援を開始した。
【これからの夢または目標は?】
“光で未来を変えてゆく。”社長をはじめ、全スタッフの名刺に書かれている言葉である。
光は色々な可能性がある。食もしかり。鎌田社長は輸入に頼る日本の食に疑問を投げかけている。「自給自足できる日本の農業であってほしい。」と畑を含めた植物工場など多角経営を模索している。
不安は常にあると言う鎌田社長だが、起業時に見る驚くばかりの行動力は、これからも私たちを驚かせるに違いない。
最後に、SIC-3に入居して感想をお聞きしました。
「ここは、風水がバッチリと、取引先の社長に褒められました。思っていたよりも暖かいし、オフィスや食堂を含め使いかってがいいですね。」
レボックス株式会社
SIC-3 315
TEL:042-786-0371
URL:
http://revox.jp/