【代表プロフィール】
株式会社NEL
代表取締役 西川 潤(にしかわ じゅん)63才
埼玉県生まれ 東京都目黒区育ち、現在八王子市南大沢在住。
趣味は、テニスと社交ダンス。南大沢に住居を移されてからご夫婦共にテニスを始め、
奥様を驚かそうと内緒で始めた社交ダンスも、今は一緒に練習に励んでいる。
これからゴルフも楽しみたいと、活動的な西川社長です。
【起業しようと思ったきっかけは?】
三井造船で船舶電気設備設計に従事していた西川社長は、6年後に脱サラで会社を設立、起業した。事業内容は、自家発電装置や船舶などディーゼルエンジンの制御盤の設計・製造・販売である。学生時代から世界を見たいと思っていた西川社長は、仕事で中国をはじめ東南アジア諸国、南米、中近東と各国を回ることになった。
昨年11月、38年間代表取締役を務めた会社を新しい経営陣に引き継ぎいだ。長年培ってきた発電装置関連設備の設計・製造・販売の技術と経験を基に、新たな研究・開発に取り組むことを決断した。その新たな取り組みとは、昨年の原子力発電所の事故が契機となって、今、脚光を浴びつつある環境にやさしい外燃機関であるスターリングエンジンによる小規模廃棄熱利用の小型発電装置の開発だ。
【事業紹介】
古くて新しいスターリングエンジンの小型発電装置の開発と製造販売を目指す。スターリングエンジンは、外部から「熱」を受けて稼働する外燃機関である。ガソリンやディーゼルエンジンのように内部で燃料を燃やし作動する内燃機関と違い、作動に燃料を選ばない。限りのある化石燃料を使わない太陽熱、温泉熱、バイオマス、排熱など様々な熱源を使用するシステムが可能であり、電気と温水が供給可能である。
スターリングエンジンは、一部の軍事用潜水艦で既に実用化されているが、他のエンジンと比べて高価である。しかし、中規模コ・ジェネレーション(一次エネルギーから動力と熱、あるいは電力と熱のように2種類以上の二次エネルギーを取り出すシステム)に対する地球規模での環境問題の解決に期待される技術の一つでもある。
他に、発電設備導入に掛かる技術サポートや、各種電気・機械設備の技術コンサルタントを請け負う。
【これからの夢または目標は?】
今、また第2の起業として第一歩を踏み出したばかりである。今まで出会った人々、これから出会う人々とどの様にかかわって行けるか楽しみである。
「夢に向かって行動する時、自らの芯を描き、時とタイミングと出会いが一歩ずつ成功へと進んで行くのだ」と西川社長は話す。
株式会社NEL
SIC-1 211
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