かわらばん

かわらばん

     入居企業紹介
かわらばん入居版100号 2012年8月

電子通信株式会社
   「技術で勝負!」
【代表プロフィール】

電子通信株式会社
代表取締役社長 池田 正則(いけだ まさのり)55歳
相模原市緑区在住。高知県生まれ。
父親の転勤に伴い小・中・高を大阪、神戸、茨城で過ごす。
趣味はアマチュア無線とモータースポーツを見ること。
週末は仕事の関係もありサーキット場へ出向くことが多いそうです。

【事業紹介】
 主な事業はTPMS(タイヤ空気圧監視システム:Tire Pressure Monitoring System)やモータースポーツ用無線システムなどの業務用無線機器の設計・開発・製造。

 最近、特に開発に力を入れているTPMSはタイヤの空気圧や温度をタイヤ内に取り付けたセンサーで測定し、その情報を無線で車体側の受信機に送り、ドライバーに異常を知らせるシステム。開発当初は、バーストなどの危険回避のためのシステムだったが、タイヤの空気圧を適正に保つことが燃費向上に効果があることからCO 削減につながる環境配慮製品として注目されている。

 米国ではトレッド法により、2007年より法規化され、新車への搭載が100%義務付けられている。また、EUでは2012年12月から、韓国では2013年1月から法規化が決定している。更に、中国や日本でも法規化が検討されており、今まさに世界中が注目しているシステムです。国による周波数の違いや車種によるタイヤの構造の違いを把握しながら開発を進め、大型車用は既に(株)ブリジストンのトラックタイヤ用として海外で販売されている。乗用車用は、試作開発が終了、耐久試験が始まっている。更に小型でタイヤの使用履歴を蓄積できる機能を持つ次世代TPMSの開発にも取り組んでいる。

 ソーラーカーのFIA公認耐久レースではオリンピアクラス参戦の名古屋工業大学を、国内最高峰の自動車レース、SuperGTではパシフィックレーシングチーム(マシン名:PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ)をデジタル無線システム技術でサポートをしている。レースのある日は、富士スピードウェイや鈴鹿サーキットなどへ出向くそうです。

【これからの夢または目標は?】
  TPMSの量産が出来る製造拠点を相模原市に置き、そして、TPMS技術のトップブランドを目指す。更に無線サポートしている各チームが、国内最高峰の各レースで優勝する事だそうです。

電子通信株式会社
相模原市中央区上溝1880番-2 SIC-3 313
TEL: 042-707-0074 FAX:042-707-0044
URL: http://www.denshitsushin.co.jp/
Mail:dentsu@denshitsushin.co.jp

PACIFIC NAC イカ娘フェラーリ