【代表プロフィール】
大貫 和保(おおぬき かずやす)70歳
茨城県出身、高校の時に相模原に移り、現在は川崎市に在住。「練習には、よく行くけれど真っ直ぐ飛ばないから爽快さが足りない。」と言う大貫さんのゴルフ歴は40年。最近の休日は、約6坪の畑でトマト、ナス、きゅうり、大根、ブロッコリーなど季節の野菜づくりに励んでいます。
中田 修(なかた おさむ)61歳
山口県出身、相模原市中央区に在住。
47歳から始めた弓道は現在5段の腕前。7年で国体(2006年兵庫国体)に出場し、現在、麻布大学弓道部のコーチも務めている相模原のエースです。
【センター入居のきっかけは?】
大貫さんは、技術が好きで大学の法学部在学中に弁理士の資格を取得しました。卒業後、弁理士の仕事に就きましたが、電気や機械分野の専門知識が必要であることを感じ、工科系の大学に通い、技術知識を身につけました。最近は、ますます技術分野が多方面に広がり、お客様の技術が先端技術であることから、日々、技術に関する資料を集め、知識を深めています。
渋谷の特許事務所に就職後、昭和46年に「大貫特許事務所」を設立し、平成13年12月にインターネットの急速な普及により、特許業務の環境が整備されたことからSICに相模原オフィスを開設しました。SICへの入居は、日ごろから大貫さんが育った相模原への貢献をしたいとの思いがあり、事務所の中田さんの相模原への引っ越しを契機にSICのアドバイザーとなり企業支援に協力したことがきっかけでした。
【事業紹介】
当事務所は、企業の盛衰を司る知的財産権の取得と保護を国の内外を問わず、技術と法律を駆使して的確にアドバイスする総合的な特許事務所を目指しています。日本出願のみならず、外国出願に精通しています。取扱い業務は次の通りです。
〇 特許、実用新案、意匠、商標の日本国及び外国への出願、異議
申立、審判の代理
〇 特許訴訟の代理、侵害訴訟の代理及び補佐
〇 知的財産権に関するアドバイス、会社、組合の顧問
少人数の事務所ですが、出願時には、特許明細書を発明者と面談して作成をアドバイスし、拒絶理由通知時にも、発明者等と協議して意見書なり補正書の作成をアドバイスします。
技術が進むと共に特許が必要になってきますが、特許は国別である為、それぞれの国へ特許申請をしなければなりません。昭和30年代、日本が技術大国になったように、その後韓国、中国と移り変わっています。海外へ打って出るときは、当該国に特許出願すべきです。相談は基本的に無料です。特許庁の電子図書館で画面を見ながら特許相談を受け付けています。
【起業家へアドバイスいただけますか?】
1. ベンチャー企業は、目標の技術分野を決めて、既存の技術を特許で探してみてください。同一でないことが確認出来てから起業を決めることをお勧めします。
2.特許庁の特許公報を見ることも肝心で、今の技術を見ることは、新たな分野・技術に繋がります。
3.商談に行く先の企業が持つ特許を知ることが肝要です。自分のライセンスとクロスライセンスの可能性がありうるからです。
4.商談の前に技術を特許出願しておくことを勧めます。技術は秘密保持をお願いしても、漏れてしまうということを肝に銘じておいて下さい。
5.知的財産紛争が多発していますが、その前に相談に来ていただきたい。
特許権の権利範囲の解釈が一般常識を越える判断基準を持っており、専門家の特許事務所にご相談下さい。侵害を主張する側と、侵害であると主張される側とで、アドバイスの内容を異にし、事案に対し適切な判断を提供しています。
【これからの夢または目標は?】
SICが支援する企業から上場企業が出てくるよう協力をしたい。技術を保護する側面で協力していきます。
特許業務法人大貫小竹国際特許事務所 相模原Office
SIC-1 301号室
Tel.042-770-9273 Fax042-770-9274
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