【代表プロフィール】
株式会社プロスリンク
代表取締役 末野 直之(すえの なおゆき)
1972年生まれ 42歳
相模原市在住
幼少の頃から、ものづくりが好きだった末野さん。小学生の時に、いらない自転車のパーツをもらって自転車を作ってしまいました。ラジオの分解や組立、プラモデルを作ることが大好きだったそうです。
趣味は陶芸、下九沢の北の丘センターでお知り合いが陶芸教室を開いていることもあり、10年以上続けているそうです。何を作ると言うよりは、全国各地にある数えきれない種類の粘土の中から、色々な土を使いこなすまでの楽しさに魅入られているそうで、今、手こずっている土があるそうです。
【起業のきっかけは?】
学生時代から目的に向かって試行錯誤しながら到達するまでの過程が好きでした。分野的には工学系に興味を持っていましたが、ガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)がブレイクし始めると、デザインに興味を持ち始めました。デザインを学んだ後、企業の研究開発を支援する試作総合メーカーに就職しました。在籍中の17年間で、メーカーと連携した光造形を用いた加工の普及と材質の改善や有機的な意匠の加工方法の確立、3カ所の事業所立ち上げ、また、顧客との関係性の強化など多岐にわたる事業に携わりました。
開発プロセスにおける商品の企画開発や生産において、作り手の理論や計画を優先させる手法(プロダクトアウト)に疑問を感じていました。リーマンショック後、退社を決意し、2009年に個人で事業を始めました。そして、2012年に同じ思いを持つ仲間と起業しました。相模原は大田区並に色々な事が出来る高い技術を持つ企業が多い地域なので、それら企業との連携を計るため相模原で起業を考え、SICへ相談に行きました。
【事業紹介】
家電、自動車、アミューズメント、広告、プロモーション等の各業界において、新製品の開発に関する企画から設計、モデリング、部品製作を行っています。開発と平行して三次元データを利用し、広報活動のサポートもしています。社内LANやWebサイトの構築、ノベルティグッズの作成も行っています。とりわけ、フィギィアなどの玩具のデザイン企画・設計を得意としていますが、最近では、円安の影響もあり、輸出向けにデザインされたOA機器事業に注力しています。
紙に書いた平面の絵から実際の立体的なモノにすることは元より、有形・無形を問わず企画を起こす以前のコンセプトアイデアの提案からサポートします。
設備を持っていると、その環境に縛られてしまいます。身軽さを追求しながら多くの企業と連携し、知識を蓄え、企画力と技術力を磨き続けるからこそお客様に対してスピーディに適した提案が出来ます。
【これからの夢または目標は?】
1プロジェクト1担当で受け持っていましたが、今後は複数のプロジェクトにチームで対応する体制を構築していきたいので、社員を15名位までは増やしたいと考えています。デザインが好きで、実際モノづくりも出来る人を探しています。
また、「くだらないけれど、買ってもいいかな~。」と思っていただける遊び心のあるものを自社開発したいと思っています。
そして最後に、地域に根付き、地域ネットワークの有用性を実証し地域の活性化に貢献出来る企業を目指します。
株式会社プロスリンク
SIC-3 3107号室
E-mail :
sueno@prothlink.co.jp