【代表プロフィール】
株式会社 Japan Spherical Theory
代表取締役社長 岩谷 幸次(いわや こうじ)
厚木市出身、横浜市在住 34歳
【創業の経緯は?】
学生時代にボクシングを始めた岩谷さん。プロボクサーのスパーリングパートナーを務めるなどの活動を行う傍ら、10年ほど前から介護福祉の仕事に取り組んできました。今年1月、これらの経験を活かし、食品用酵素ドリンクの開発・販売やレクリエーション介護の実践・普及などに取り組む株式会社Japan Spherical Theoryを設立。SICのDesk10には昨年12月に入会し、創業準備を進めてきました。
【事業紹介】
Japan Spherical Theory社では、老舗の食品用酵素メーカーと提携して、無添加のオリジナル酵素ドリンク“相模酵素「源」”を開発し、現在着々と販売準備を進めています。岩谷さんが酵素に着目したのは、ボクシングでの減量に苦労した経験がきっかけでした。栄養や代謝について学ぶ中で酵素について知り、その効果を実感したそうです。さらに、介護福祉の仕事を通して健康維持の重要性を痛感したことが、今回の創業、そして“相模酵素「源」”の商品化につながっています。
酵素は大別すると消化酵素と代謝酵素に分類されます。消化酵素は食べたものの消化・吸収を助ける働きがあり、代謝酵素は吸収した栄養をエネルギーに変えていくことを助ける働きがあります。これらの酵素を効果的に摂取することで、美容や健康にも効果があると言われています。今回開発した“相模酵素「源」”は、岩谷さんのこだわりの詰まったドリンクとなっており、今月にも販売を開始する予定です。
また、同社では、レクリエーション介護の実践や導入支援にも取り組んでいます。高齢者福祉施設等で提供されている介護レクリエーションについて、一律的なサービスを提供するのではなく、利用者一人ひとりと向き合い、最適なレクリエーションを提供するための人材育成に貢献していくことを目指しています。
【これからの夢または目標は?】
将来的には自ら介護事業を立ち上げたいと考えている岩谷さん。利用者の喜びや幸せにつながるような、細やかな気遣いや思いやりを大切にしていきたいと語ります。
起業家としての第一歩を踏み出した今、介護の現場をより良く変えていきたいという“志”を胸に秘めながら、「できない理由ではなく、できることを探す」をモットーに、日々事業を軌道に乗せるべく奔走されています。
【取材を通じて】
福祉の仕事を通じて知り合った利用者や職場の上司・同僚の方々のおかげで成長し、多くのことを学ぶことができたと謙虚に語る岩谷さん。どんなに小さなことでも、誰かの役に立てることに喜びを感じ、それが仕事のモチベーションにもなっているそうです。
「家で寝ているほうが疲れる」と冗談っぽく語るその柔らかな笑顔は、どんな酵素やレクリエーションより、人のココロとカラダを癒す効果がありそうです。(SIC樽川)
株式会社Japan Spherical Theory
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