【代表プロフィール】
芙蓉実業株式会社 相模原事業所
取締役 相模原事業所所長 兼 技術部長 森 正樹(もり まさき)
長野県出身、相模原市在住 49歳
FA開発部 課長 システムインテグレーター 宮下 康(みやした やすし)
富士吉田市出身、日野市在住 47歳
森さんは専門学校を卒業後、電気設備の技術者として芙蓉実業に入社し、相模原事業所の開設を機に住まいを相模原市内に移されました。仕事が忙しいこともあって体を動かす機会が少なくなりましたが、高校時代には日本の武道で、体軸の変化によって攻防を展開する “躰道”(たいどう)※をされていたそうです。最近は手に入りづらくなった山梨県のウイスキー蒸留所で作られる“白州”がお好きとのこと。
宮下さんは富士吉田市内の高校を卒業した後、新潟の大学に進学して機械工学を学びました。その後、甲府の企業に就職、35歳で芙蓉実業に入社し、日野市に新設された事業所に配属となって、ロボットなどのFA機器の設計業務を担当しました。ずっと地元に戻ることを希望していましたが、新たな勤務地が相模原となり、少し複雑な心境にあるそうです。日本酒が好きで、特に新潟のお酒がおいしいとのこと。
【芙蓉実業株式会社のご紹介】
芙蓉実業株式会社は昭和41年設立、創業者は現会長である山下佐紀氏で本社は山梨県富士吉田市に所在します。大型施設の電気・空調設備の設計・施工業務から始まり、今では新エネルギーやFA・ロボットシステム、電子部品・制御部品も取り扱うようになるなど、時代の流れとともに事業を拡大してきました。
創業当初から「地元密着型で、お客様の設備をお守りする」ことを大切にし、大企業であるファナック社(本社:山梨県忍野村)とは長い信頼関係もあって、平成15年頃からはFA関連事業に乗り出すこととなりました。現在ではファナックロボット会の会員となっていて、北関東から甲信越までと広い事業エリアをカバーしています。
【相模原事業所の役割】
相模原事業所ではFAやロボットの設計、開発を行なっています。芙蓉実業は電気、空調・衛生設備の設計・施工が主要事業となっていますが、FA・ロボットシステム事業も取引が着実に増え、現在では全体の約3割を占めるようになりました。自動ラインのハンドリングから食品製造ラインまでと、幅広い分野でロボットの開発を行なっていて、相模原事業所では自社製品の開発にも取り組んでいくとのことです。
【今後の目標】
相模原市は首都圏内にあり製造業も多く、また、産業用ロボット関連の取り組みにも熱心で、芙蓉実業が事業エリアを拡大していくためにも最適な立地と言えます。
本社がある富士吉田市でも近年、学童数が減少するなど、芙蓉実業としても人材確保が課題となっています。そのためにも新たな拠点を基盤にし、特に人材育成に注力することで芙蓉実業がさらに成長し、お客様の設備を守るという役割をしっかりと果たすことで、広く産業界に貢献していきます。 (SIC片山)
※躰道(たいどう)
躰道は空手ではありません。ひとたび、動きが始まったら、最後まで目が離せない。いつどこからどんな技が飛び出してくるか誰にも予想できない未知の武道。公式Webサイト:
http://taido.gr.jp/WhatIsTaido/index.html
芙蓉実業株式会社
SIC-1 105号室
URL:
http://fuyouj.jp/