カスタム検査装置、量産HDD評価BERTや100G光通信トランシーバ評価BERTの設計・開発・販売をする株式会社ファストリンクテック(FLTEK)の宮本祐次代表取締役にお話を伺いました。
大学の工学部でハードディスクの信号処理技術を研究した宮本さんは、電子計測機器製造の企業に就職。高速データ通信が急速に普及していく中、よりお客様と近い距離でニーズを的確に捉えた仕事をしたいという想いから同僚や仕事仲間であったメンバーと起業しました。
ファストリンクテック社の主な事業は、大容量HDDや光通信デバイスの検査装置 “ BERT(Bit Error Rate Tester)” の開発・販売です。データセンタを中心とするHDDや光通信デバイスの生産量が世界的に増加していくことを見据え、同社では量産検査用途のBERTを販売しています。また、昨年末より、自動運転を見据えて高速・大容量化する車載機器間通信の信号品質を測定するため、車載Ethernet機器用のBERT開発を開始し致しました。
情報ネットワークは豊かな社会の形成に必要不可欠なものであり、これからもさらに高度化していきます。その技術革新に貢献し続ける会社として、多彩なエンジニアが揃っているファストリンクテック社は、それぞれの専門分野やこれまでの経験を活かして、市場や顧客が求める技術や機器で世界規模の普及を目指しています。
株式会社ファストリンクテック
SIC-1 325号室
URL:
https://fltek.jp/