ファナック製ロボットを用いた機械システムの導入提案・設計・組立 (システムインテグレーター)、工場や施設などの電気設備工事における設計・施工・管理を行う芙蓉実業株式会社 森 正樹取締役(相模原事業所長 兼 技術部長)にお話を伺いました。
芙蓉実業株式会社は昭和41年設立、創業者は現会長である山下佐紀氏で本社は山梨県富士吉田市に所在します。大型施設の電気・空調設備の設計・施工から始まり、新エネルギーやFA・ロボットシステム、電子部品・制御部品の販売、現在ではIoTなど、時代の流れとともに事業を拡大しています。
創業当初から「地元密着型で、お客様の設備をお守りする」ことを大切にし、大企業であるファナック(本社:山梨県忍野村)とは長い信頼関係もあり、平成15年頃からはFA関連事業を開始しました。現在ではファナックロボット会の会員となり、北関東から甲信越まで広い事業エリアをカバーしています。
相模原事業所ではFA・ロボットシステムの設計、開発を行なっています。芙蓉実業は電気、空調・衛生設備の設計・施工が主要事業ですが、FA・ロボットシステム事業も取引が着実に増えて来ています。また昨今の人手不足解消に向け最新のロボットシステムの提案や自動化に縁のなかった企業様、業界に対してもシステム設計から製造、運用サポートまでを一貫して提供する力を強化し拡大するため、ここ相模原に来年度FAの自社工場を建設し稼働に向けて計画を進めています。
本社がある富士吉田市でも近年、学童数が減少するなど、芙蓉実業としても人材確保が課題となっています。そのためにも新たな拠点を基盤にし、特に人材育成に注力することで芙蓉実業がさらに成長し、お客様の設備を守るという役割をしっかりと果たすことで、広く産業界に貢献していきます。
芙蓉実業株式会社
SIC-1 105 号室
URL:
https://fuyouj.jp/