【プロフィール】
株式会社クロスコンパス
事業戦略本部 プロジェクトマネージメントグループ
グループリーダー 吉田 仁（よしだ ひとし）
千葉県千葉市出身、横浜市在住。
ドイツの大手ベアリングメーカーに約8年間勤務し、コンピュータ解析エンジニアを経て製品開発のプロジェクトマネージャーを務めていました。その中で、お客様が求める品質レベルまで設計を向上させるためには最適化や自動化のための解析ツールを使わざるを得ない状況にあった為、自主的に深層学習に3年間向き合いながらスキルを高めてきました。培った知見を活かし「お客様のニーズに応えることのできる会社」で働きたいと思うようになり、約1年前にクロスコンパス社に入社しました。休日は、一歳半になるお子さんと過ごすことが楽しみな吉田さんです。
【入居のきっかけ】
東京都中央区に本社を置くクロスコンパス社は、シミュレーションを使って学習したAIをより実践的な実証実験に取り組むべく、「クロスコンパス ロボットラボ」をSIC-2 R&D Lab.に開設しました。「さがみはらロボット導入支援センター」との連携や地域中小製造業への生産性向上に向け、協働させて頂ければと考えています。
【事業紹介】
クロスコンパス社は、深層学習(Deep Learning)・機械学習を用いた人工知能(AI)技術を提供する会社として2015年に設立しました。AIの開発や技術コンサルティングを数多く実施し、開発実績は200件以上になります。主に製造業分野のお客様の課題を解決し、主として2つの事業を展開しています。
1. AIコンサルティング・開発サービス
「AIで生産性向上」と一言で言っても、 お客様によって課題も解決の糸口になるデータの種類も違います。また、お客様によっては「そもそもAIで何が出来るのか、 何から始めれば良いのか？」という疑問を持っている企業も少なくありません。AIコンサルティング・開発サービスでは、お客様の課題とゴールを共有し、課題解決に向けた提案やアルゴリズム開発を実施します。
2. AI開発ツール「MANUFACIA」
製造業のお客様に向けてAI開発ツール「MANUFACIA」を提供しています。AI開発の専門知識を必要とせず、わずか数ステップでAI生成が可能です。「MANUFACIA」はAI生成だけでなく、生成されたAIを現場の機器に組み込む段階まで支援します。
上記に加え、最先端の研究と産業の架け橋となるべく、2019年4月に社内研究機関を設立しました。研究機関では、製造業・ロボティクス・医療・IoT・マーケティング・ファイナンスなどの様々な分野において、最先端の技術を生み出し現場に適応していきます。
【クロスコンパス社の人財】
従業員約6０名のうち、約3分の２がエンジニアです。エンジニアの大部分が欧州や米国出身のAIエンジニアであり、その多くが3か国語を話すトリリンガルで構成されています。20代～30代前半の若い世代が多く勤めています。
【今後の取り組み】
AIコンサルティングに取り組み、「お客様と一緒になって育ってきた」ことで、リソースとなる事業分野の拡充を実現してきました。今後は、現在力を入れているロボット関連を対象にした工程最適化や効率化のみならず、得意分野で培ったAI技術を製薬業界や化学系業界へ展開し、新治験における開発工程の効率化や開発リスクの低減にも重要な役割を果たしていきたいと考えています。
また、展示会等に出展して積極的にプロモーションを行っていくことでブランディングに取り組み、企業の価値や認知度を高めていきたいと考えています。2020年4月1日（水）～4月3日（金）に東京ビックサイトで開催される「AI・人工知能EXPO」に出展を予定されているそうです。
株式会社クロスコンパス
SIC-2 R&D Lab. 2313号室
URL :
https://www.cross-compass.com/
Contact :
https://www.cross-compass.com/contact/
左から 李さん、谷さん、平中さん、吉田さん、江尻さん、大谷さん 
株式会社クロスコンパス樣のロゴマーク 