【代表プロフィール】
三愛石油株式会社 化学品事業部 研究所
所長 平松 一樹（ひらまつ かずき）
広島県呉市生まれ、相模原市在住
大学では工学部に入学し、プロセス化学や流体力学を専門に学んだ平松さんは、卒業後、三愛石油株式会社に入社しました。羽田支社にて航空機給油部門に配属された後、研究開発や営業部門にて経験し、各所の管理職を経て、研究所長に就任しました。中学生の時はバスケット部に、高校生の時には陸上部に所属していて、今はゴルフが趣味とのこと。最近は外出できずにいますが、スポーツ観戦も好きで、地元の広島カープに熱い視線を送っています。相模原市に移ってから半年が経ち、名所や特産物などを探しているところです。
【入居の経緯】
三愛石油株式会社は「リコー三愛グループ* 」の中でエネルギーや化学品に関する事業など幅広く行っています。研究所は1969年に設置され、SICに移転する前は茨城県潮来（いたこ）市で研究開発を行っていましたが、主要顧客との協業や近隣大学との連携を進めていくため、新たな拠点としてR&D Lab.への入居となりました。
＊リコー三愛グループ
事務機器や光学機器等のメーカーである株式会社リコーや三愛石油株式会社をはじめとする多くの企業が会員となっている企業集団。創業者は大正・昭和にかけて活躍し、多くの企業を創設した実業家 故市村清氏で、「人を愛し 国を愛し 勤めを愛す」という創業の三愛精神を各会員企業がそれぞれに受け継いでいる。
【事業内容】
三愛石油株式会社の化学品事業部は同社の主要業種の一つであり、石油製品販売事業、LPガス販売事業、航空燃料取扱事業、天然ガス販売事業の各部門と並びながら、唯一メーカー機能を備えています。研究所では工業用防腐・防カビ剤やオートケミカル製品（自動車用の洗剤やワックス・コーティング剤など）に関する研究開発の他、社外の微生物試験受託業務も行っています。平松所長を含め9名のスタッフの皆さんはそれぞれ応用微生物学、環境科学、応用化学、電気工学のエキスパートです。仕事以外でも釣りやキャンプなどを楽しむ、気心の知れたチームで日々の業務に取り組んでいます。
【今後の目標】
研究所を相模原に移したことで、さらに地域の企業や大学との関係性を深め、研究所の役割をしっかりと果たしていきます。化学品事業部は研究開発・製造・販売を一体となって行っていることから、既存の業務でお客様のニーズに応えることはもちろん、社会性の高い環境・エネルギー分野においても最先端となる“ものづくり”にも挑戦していきます。
三愛石油株式会社 化学品事業部 研究所
SIC-2 R&D Lab. 2512号室
URL
https://www.san-ai-oil.co.jp/
研究所メンバー（下段左から齊藤さん、黒田さん、平松さん、鴻巣さん、上段左から髙橋さん、泉さん、加藤さん、瀧島さん、安藤さん） 
R&D L ab.4階の研究所 