【代表プロフィール】
株式会社キャロットシステムズ SIC開発センター
代表取締役 西澤 勇司(にしざわ ゆうじ)
長野市生まれ、相模原市在住
株式会社キャロットシステムズは相模原市中央区相模原に本社を置くものづくり企業です。社名が理念そのもので、“ 創造”、“ 革新”、“技術”という意志や存在意義がこめられ、1993年の創業以来、地域に根差した積極的な事業活動を行っています。
【入居の経緯】
キャロットシステムズ社はファブレス形態のものづくり企業として、電子回路基板やソフトウェア、製品機構の設計・開発、また、家庭用・業務用向けの自社製品も全国に向けて販売しています。顧客ニーズへの対応力を持続的に高めていく中で、特に重要な「開発体制」を強化することを目指してSICに入居しました。
【事業内容】
キャロットシステムズ社には「システム事業」と「安全・安心事業」の2つの柱があります。
システム事業では計測・測定用途の機器や装置の受託開発・製造を産業・医療分野向けに行っています。上流工程では企画・仕様検討から開発に関わり、顧客やエンドユーザーの目線に立った提案を行います。その後、電子ユニットやモジュールなどのハードウェア、組み込みソフトウェア、機構部や筐体をそれぞれのチームで作り込んでいきます。最終的な組立や検査、出荷、さらにはアフターフォローも行い、ものづくり企業のパートナーとしてワンストップ対応できることが強みです。
安全・安心事業では自社製品でもあるセキュリティーカメラの製造、販売を行っています。家庭用の防犯カメラAlter+(オルタープラス)シリーズは必要な機能をオールインワンパッケージで備え、用途に合わせて選ぶことのできるラインナップを取り揃えて、家電量販店やオンラインショップ等で販売しています。業務用カメラシステムは各種施設や工場などに、施設の規模や設置環境に合わせ、機種やネットワークをオーダーメイドで構成して提供します。ソーラー対応やAIといった先端技術をいち早く実装する開発のスピード、そしてきめ細やかなアフターフォローも顧客に選ばれる要因です。
両事業ともにキャロットシステムズ社の強みとなっているのが事業パートナーや協力会社との強い信頼関係で、製造委託先として海外企業が多く、文化や価値観の違いを乗り越えた関係構築も重要です。また、「やるなら楽しく!」という社風が、顧客満足を追求する姿勢につながっています。
【今後の目標】
ロボット関連事業など、第三の柱となるべく取り組んでいる新分野事業を成長軌道に乗せていきます。
ものづくり企業として確立してきた強みを活かし、産業界、ひいては次世代の社会への貢献を果たすため、これまでに築いた地域企業との絆を大事にしながら、創造と革新へのチャレンジを継続していきます。
株式会社キャロットシステムズ SIC開発センター
SIC-2 Creation Lab. 2604号室
https://www.carrotsys.co.jp/
※ ホームページ内にお問い合わせフォームがあります。