海外展開に取り組む日本企業に向けて営業・調査支援コンサルティングを行っている株式会社KS BIZの和田恭介社長にお話を伺いました。
前職では、約7 年間にわたり、海外事業の責任者として東南アジア諸国での海外ビジネスに携わってきた和田社長。事業の立ち上げから運営まで様々な業務を経験したのち、日本企業の海外展開を支援するため、令和3年(2021年)9月にKS BIZを設立しました。SICには、会社設立と同時期にDesk10に入会しています。
KS BIZの社名の由来は、「笑顔:Keep Smiling」です。コロナ禍の影響により、海外ビジネスに携わる人たちは、いまだ多くの困難に直面しています。“そんな現場に笑顔を取り戻し、海外ビジネスの新しい形をともに創っていきたい“という和田社長の思いがこの社名に込められています。
文化も商習慣も異なる海外でのビジネス展開においては、市場規模の把握や競合分析、法規制調査、代理店・現地パートナー探索など、多岐にわたる営業・調査活動が求められます。しかし、すでに現地法人を設立している企業であっても、慢性的なリソース不足やコロナ禍による行動規制などによって、現地での営業開拓やプロジェクト実施が思うように進まないといった声も聞かれます。そこで、KS BIZでは、海外向け営業・調査支援コンサルティングを通して、企業の海外展開を後押ししています。
同社では、タイやベトナムをはじめとした東南アジア諸国を対象に、日本企業の市場調査に関する各種相談に対応しています。具体的には、「現地情報探索」「アンケート/ インタビュー調査」「訪問・実地調査」「企業リストアップ」などのサービスを提供しています。各国に連携パートナーがいるため、「現地法人側の負担を最小限に抑えたい」「短納期でも成果につながる施策はないか」といった顧客の要望に合わせて最適な提案が可能です。例えば、企業リストアップでは、現地ビジネスパートナーの候補企業を探索・リストアップし、スクリーニング、面談手配まで行うなど、きめ細かな支援に取り組んでいます。
すでに現地法人を設立して海外進出を果たしている場合は、日本国内の本社と現地法人の双方をサポートします。また、スポット調査はもちろん、1か月~ 3か月単位での定点観測調査や複数国の調査など、多様な調査ニーズにも対応可能。すでに大手企業を含む30社・50部門以上の顧客を抱えており、会社設立からの約1年間で着実に実績を積み上げています。
さらに、「海外展開を検討中」という企業からの相談にも積極的に対応しています。初期段階での簡易調査から、本格的な進出を念頭に置いた調査に至るまで、企業ごとのフェーズに応じてカスタマイズした提案を行っています。現地視察の同行支援や調査結果を踏まえたアドバイス/ コンサルティングなど、中小企業が海外販路開拓や現地拠点設立の可能性を検討するうえで心強いサポート体制が構築されています。
KS BIZでは、現地連携パートナーとの豊富なネットワーク網を駆使しながら、海外展開に取り組む企業に向けて“成果に直結する価値” を提供していきます。
株式会社KS BIZ
Desk10
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