【Desk10会員プロフィール】
株式会社Vanwaves(ヴァンウェイブス)
代表取締役 深田 渚央(ふかだ なお)
深田さんは大阪生まれ大阪育ちで、地元の大学を卒業後、就職で千葉県に移りました。今では第二の故郷と言い切るほど、自然が多く住みやすい千葉に思いを寄せています。学生時代にはサッカーをやっており、今は特にアウトドアが好きで、各地で焚き火や乗馬をすることが趣味です。今の仕事につながる“旅”は幼少期の電車の旅から始まり、大学生の頃には大阪から東京までの約500kmの距離を「ママチャリ」で移動しました。初めての場所やそこでの体験を楽しみながら、自分の成長の糧にしていく活動的な深田さんです。
【海外駐在の経験から、起業へ】
就職先は「海外とアミューズメント」にこだわり、商業施設内のアミューズメント企画・運営を行う会社に勤務となりました。すぐにインドネシアのジャカルタに赴任することとなりましたが、そこでの経験が深田さんの世界観に影響を与えることに。社会人になったばかりの深田さんにとって、仕事に邁進しながら休暇の過ごし方も充実している経営者に接したことで、「仕事と休みに境界線をつくることがむしろ不自然では?」と考えるようになりました。「自分らしく振る舞おうとすれば、おのずと自身での意思決定が増え、仕事やプライベートに関わらず、どれだけ自分で判断や決断をしたかにその人の幸福度は比例する。だからこそ、頑張りながら時には自分に癒しを与えることが、思ったときにできる環境が必要。」との思いが強くなったことから、深田さん自身も好きな“旅”が自由にできるキャンピングカーのレンタルサービスを事業化するため、2020年に起業しました。
レンタルするキャンピングカーとして選んだのはメルセデス・ベンツ社の「トランスポーター」で、スタイルにも妥協せず、例えば海岸ギリギリの絶好のロケーションでの車中泊ができれば、その人が選んでその人がたどり着き、その人だけのとっておきの体験が提供できる、そのような思いを込めてサービスを開始しました。
【Vanwaves社の事業内容】
“場所を選ばない”というコンセプトから派生してローンチしたのがテントサウナ“IESAUNA”です。家庭用として、また、屋外に持ち出して好きな場所に設置することが可能で、熱源としてバイオエタノールを使用することで環境にも優しく、安全かつ施設サウナと変わらない体感温度が得られます。折しも「サウナで整える」という市場が拡大している中、独自のコンセプトがユーザーを捉えたことで販売数を大きく伸ばしています。
サウナ事業はさらに広がり、地域木材を活用したサウナボックス(写真)で観光分野にも進出しています。津久井産木材を有する相模原での事業展開を図るためのプランで相模原アクセラレーションプラグラム(SAP)に参加し、プレジャーフォレストでの実証実験も行いました。
【これからの目標】
相模原での実績を軸に、全国の地方創生への取り組みに貢献していきます。一方で、自動運転などに見られるテクノロジーの目覚ましい進化は柔軟に受け入れていく姿勢が重要と考えています。次のステージでは未来志向で“Well-beingな場”を作り上げて、一人ひとりが自分を大切にできる場所や機会を提供し続けていきます。
株式会社Vanwaves
Desk10会員
URL:
https://www.vanwaves.com/
※ホームページ内にお問い合わせフォームがあります。