かわらばん

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     ちいたび
かわらばん地域版14号　2011年8月

相模線で古寺を訪ねる
   とってもとっても小さな旅
JR原当麻駅から歩いて15分。無量光寺は、相模川に向かう長い坂を下った亀甲形の丘にあります。1261年（弘長元年）秋、一遍上人が諸国遊行の途中、妙見菩薩から「この山で修行すること」を告げられ、山に登り見つけた妙見菩薩の小さなほこらに金光院という草庵を結び修行に励まれたことが起りです。
境内の一遍上人の御影の像、自らの姿を描いた御影の池、日照り救済のため念仏で湧かせた笈退（おいしゃ）の水が700年の時の流れを感じさせてくれます。