かわらばん

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     社長のコラム
かわらばん入居版200号 2021年1月

新年のご挨拶
 新年を迎え、入居企業の皆様方には健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。また、旧年中はSI Cの施設管理運営に深いご理解ご協力を賜り心より御礼申し上げます。

 昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により、人命にも経済にも大きく影響を及ぼしました。文部科学省は2月28日に感染拡大防止のため、都道府県教育委員会や知事らに、小中学校や高校などを3月2日から春休みまで一斉休校とするよう求める通知を発出。その後、休校が6月頃まで続いた地域もあり、夏休みを短縮して授業時間の確保に追われた学校もあったようです。同時に今までの生活から一変したことで、精神的ストレスを抱える子供たちも増加。仕事をしながら子どもたちの面倒と心のケアをどのようにすればよいのか戸惑う親御様も多かったのではないでしょうか。

 4月7日には7都道府県に緊急事態宣言が発出され、4・5月の国内業況感(DI)は、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災を上回る過去最低水準にまで悪化しました。そのような中、入居企業の皆様方におかれましては新型コロナウイルス感染拡大防止策の徹底、取引先対応への工夫、資金繰り対策や助成金活用、テレワーク導入などに取り組まれたことと思います。まさに自社にできる様々な取り組みを実践し事業継続に邁進された一年だったかと思います。

 現在のところ、コロナウイルスが終息する目途は立っておりません。新たな年を迎え、まさに今年はwithコロナを念頭に経営に取り組んでいく正念場の年になるかと思います。サプライチェーンの維持(納入先・仕入先の状況)、事業継続計画(BCP)の策定や就業規則の改定、運転資金確保への計画的な取り組みが重要になってきます。そして、withコロナ、af terコロナを見据えたデジタル化、効率化等への取り組みや新市場開拓、新分野進出、既存事業の深堀等、売上の維持増加策への取り組みを今まで以上に加速していくことが求められます。こうした課題にSICスタッフも一緒に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご相談事がございましたらSICスタッフ(担当IM)までお声かけください。

 今年も厳しい年となりそうですが、どんな局面でも“ピンチをチャンス”に変える意気込みで臨み、今年一年が更なる飛躍の年になりますよう入居企業の皆様と共に挑んでまいりたいと思っております。

 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

   令和三年一月

               株式会社さがみはら産業創造センター
               代表取締役 橋元 雅敏