かわらばん地域版3号 2009年5月
SICカイゼン支援
 ものづくり中小企業の現場力・経営力向上を目指して!!
SICでは、ものづくり中小企業の現場カイゼン活動を支援しています。セントラル自動車(トヨタ自動車の子会社)の前社長である小森治氏と同社OBが設立した(株)カイゼン・マイスターと業務提携し、ものづくり中小企業の現場力・経営力向上を目指したサービスを展開しています。
カイゼン・マイスターは、トヨタグループにおいて体得したトヨタ生産方式のエキスパート集団で、メンバーはトヨタグループの元経営幹部であり、単なる技術コンサルタントではありません。「ものづくりは、人づくり・風土づくり」との理念に基づき、カイゼン活動を推進できる人材を育てることを基本方針としています。SICカイゼン活動支援を受けることによるメリットは、次の3点です。
1)全社員の意識改革
社長と一部の幹部社員や現場リーダーの活動にとどまらず、全社員が高いカイゼン意識と知識を持つことができるようになります。
2)人材育成
標準化・見える化を推進し、現場の多能工化を実現するとともに現場若手リーダーを育成し、方針管理を徹底すること。さらに全社的なカイゼン活動を推進するためには経営者の役割も大きく、この活動を通じて経営後継者の育成ができます。
3)経営力向上
トヨタ生産方式における7つのムダ(①造りすぎのムダ②手待ちのムダ③運搬のムダ④加工そのもののムダ⑤在庫のムダ⑥動作のムダ⑦品質不良・手直しのムダ)を会社から排除できれば、原価率を低減できます。そして顧客からの要求にも柔軟かつ円滑な対応ができ、中小企業といえども強い交渉力を持つことが可能となります。
今月号から連載開始の“カイゼン・マイスター小森氏による「企業をサポートし隊」にてカイゼンの極意を紹介します。また、SICカイゼン支援の詳細内容は、SICホームページをご参照下さい。
不況下こそ現場カイゼンを推進し、筋肉質のものづくり企業となる絶好のチャンスです。是非ともSICカイゼン支援をご活用下さい。
(SICカイゼン支援担当 佐藤 則一)
調印式の様子 小森 氏( 左) S I C 石川( 右)