かわらばん

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かわらばん地域版43号 2016年5月

SAGAMIHARA+DESIGN 企業と地域と学生と、   デザインのあるカタチ Vol.1
   テーマ「SICコーポレートフォント」 タイトルロゴとして使用できる汎用性のある書体
美術デザイン系大学が集積する相模原市・橋本の特徴を生かし、クリエイティブのちからで地域を盛り上げようと、相模原周辺エリアで活動する多摩美術大学卒業生が中心となって、昨年、「橋本デザイン会議」が発足しました。「橋本デザイン会議」は、さがみはらエリアの企業と発表の場を求めているクリエイターとの出会いの場を設け、地域のビジネスを活性化させる有効な切り札としてクリエイティブの力を紹介する活動を目指しています。今回、企業の特徴や悩みから、「デザイン」で解決するテーマを設定し、学生クリエイターから多様なアイデアを募りました。募ったのは「さがみはらエリア」の5つの企業。事業の発展を目指して託したテーマをご紹介します。第一回は当社、さがみはら産業創造センターです。


テーマ「SICコーポレートフォント」
タイトルロゴとして使用できる汎用性のある書体

SICでは人と人、企業と企業のつながりが生まれることを期待し、社内外報として「SIC かわらばん」を発行しています。SIC の入居企業、地域企業の「人となり、事業の内容」などを紹介するコミュニケーションツールです。 このかわらばん(入居企業版)の、タイトルロゴに使用する書体を募集しました。

制作者:青野 優 (多摩美術大学 (2016卒))
「企業が密集した様子からイメージした、仕切りのあるフォント」

※学生クリエイターからのコメント

(制作意図)多数の企業が入居している株式会社さがみはら産業創造センターから着想を得て、色面分割を感じるフォントの提案。複数のバリエーションも用意し、用途に合わせた使用も可能にしています。

※テーマ主題企業から、作品へコメント

センター内のコミュニケーションツール「SICかわらばん」は創刊から12年。今回の優しい華やかさが感じられるコーポレートフォントは、柔軟さをもたらしてくれると期待しています。5月号から入居企業版に反映しています。(SIC広報)

※コーディネーターからのコメント

様々な企業が集合するSICの「賑やかで開けた様子」を彩り豊かに表現している点が評価のポイントです。可読性を保ちながら多様な重なり合いを演出するテクニックも秀逸です。「SICかわらばん」のヘッダーにこのデザインが用いられることで掲載される入居企業さんの印象も一段と華々しく感じられると思います。(小崎 直利 デザイナー)
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