かわらばん入居版146号 2016年7月
株式会社さがみはら産業創造センター
 役員就任のごあいさつ
平成28年6月17日に開催いたしました株式会社さがみはら産業創造センター第17回定時株主総会ならびに取締役会において、下記のとおり役員が選任され、それぞれ就任いたしました。
つきましては、何とぞご高承のうえ、今後ともより一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
平成28年7月1日 株式会社さがみはら産業創造センター
代表取締役 橋元 雅敏
記
代表取締役 橋元 雅敏
取締役 吉田 修一 (株式会社相模運輸 代表取締役)
山﨑 利宏 (城山工業株式会社 代表取締役)
西澤 勇司 (株式会社キャロットシステムズ
代表取締役)
杉本 祥一 (株式会社ハイスポット 代表取締役)
古橋 裕一 (相陽建設株式会社 代表取締役)
早川 正彦 (有限会社早川銘板製作所
代表取締役)
中島 伸幸 (相模原市 環境経済局経済部長)
久保田 修 (相模原商工会議所
中小企業振興部長)
監査役 石川 幸二
平田 光子 (日本大学
生産工学部マネジメント工学科教授)
原田 恒敏 (公認会計士原田恒敏事務所 代表)
原 光宏 (株式会社横浜銀行 相模原駅前支店長)
佐々木 一彦(株式会社八千代銀行
相模原法人営業部長)
なお、山本 満、松岡康彦、谷 圭介は本総会をもって退任いたしました。ここに在任中に賜りましたご厚情に対し厚くお礼申し上げます。
退任いたしました役員を代表し、山本満よりご挨拶申し上げます。
・・・SICとともに歩んだ20年
6月17日の株主総会を持って退任いたしました。大変お世話になりました。
企業のことも経営のことも何も知らなかった地方公務員だった私が多くの人達に助けられ「座礁もせず、ここまでたどり着いた」というのが実感です。若かりし頃、退職していく大先輩が「大過なく勤めさせていただき」という挨拶を聞くと少し違和感を覚えたものですが、今はその言葉が持つ意味がよく解ります。さがみはら産業創業センター(SIC)の創業は1999年4月。準備段階から関わってきましたから20年近くをSICとともに歩んできたことになります。40歳代の働き盛りだった若者も今や白髪頭の親父になったということです。
先日は役員やスタッフの皆さんに送別会をしていただいたのですが社外取締役として設立時から尽力いただいた松岡さんも退任され、挨拶の中で「足かけ20年。僕の青春だった」と。SICは入居いただいた企業の皆様やご支援いただいた皆様の人生に影響を与えたし、こうしたSICを愛してくれた人たちが作り上げたものなんだと改めて思いました。
SICはビジネスインキュベーターとして入居企業の皆様、地域企業の皆様の成長をサポートするためスタッフが力を合わせ、いろいろな事に挑戦してきました。伴走形の個別支援はもとよりSIC-1、SIC-2、SIC-3の整備、入居者セミナー、ベンチャーファンド、燃料電池研究会、表面技術研究所、台湾ビジネスマッチング、子どもアントレ、経営塾、リーダー塾、カイゼンスクール、サガツク、SICかわらばん。今はもうやめてしまった事業もたくさんあります。成功と失敗、試行錯誤の連続だったと思います。これがSICの良さだと思いますし、これからもアントレプレナー精神を忘れず挑戦する組織であり続けることを願っています。
最後になりますが、厳しい環境下、皆様の仕事と人生が実り大きなものとなりますよう祈願いたします。
山本 満