かわらばん

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かわらばん地域版15号 2011年10月

株式会社エーセル
   バイオ関連の受託研究をトータルサポート
 主に動物細胞を用いたバイオ関連の受託研究や試薬品の開発を手がける株式会社エーセルについて紹介します。代表の佐藤雅司氏は、バイオベンチャーの出身です。
そこでは、経理以外の部門、研究・開発・品質管理・製造・営業など、様々な仕事に携わってきました。
 会社名のエーセル(ACEL)は、Adjusted Cell Experiment Laboratoryの略であり、事業内容のバイオ研究に関してお客様のニーズに「順応した・細胞・実験室」を立ち上げる企業理念に由来しています。
 現在の主な事業は、①主に動物細胞を用いるバイオ関連の受託研究、②試薬開発( 検査キット等)の二本立てで推進しています。
①バイオ関連の研究はマウス等の実際の動物を用いることも多いです。しかし、動物愛護の観点や費用面等から、動物試験が見直されている今日、動物試験の代替法である細胞を用いた試験が注目を集めています。ヒト細胞を含む動物細胞を用いた試験を受託サービスとして展開することにより、お客様の研究開発をサポートしています。
 また、単に研究結果を出すだけでなく、研究計画から試験の実施、資料作成まで行なう事はエーセルの大きな特徴となっています。豊富な経験と実績に裏付けられた信頼性のあるデータをお客様に提出する事で化粧品業界、機能性食品業界、医薬品業界等から厚い支持を得ています。
②試薬開発(検査キット等)は、研究で使用する試薬を主に開発しています。現在の主力製品は「ヒトコラーゲンⅠ型定量キット」です。この試薬はヒトのコラーゲンの量を測定することが出来ます。因みに、コラーゲンとは、体の皮膚や骨、臓器などあらゆる組織の細胞同士を結び付ける役目を担っています。皮膚ではコラーゲンの増加に伴い弾性を持たせることが出来ることから化粧品開発や細胞機能改善薬開発での指標となっています。エーセルのキットでは、コラーゲンの量を高感度に測定します。細胞からのコラーゲン産出を促進させる新規化合物の発見などに役立てられていることから、化粧品や健康食品の開発に用いられています。
 今後の大きなテーマは、バイオ研究の総合的支援や試薬開発を通じて、生命科学技術の進歩を通して多くの人々の生活や社会に間接的に貢献することです。短期的には試薬開発(検査キット等)事業において、研究者向けの製品のラインナップに加えて、一般消費者向けの商品開発を現在推進しています。
 エーセルではバイオ関係でのお困りのことなど、ご相談段階から、お客様目線で対応させて頂いています。

株式会社エーセル
代表取締役 佐藤 雅司
〒252-0131 相模原市緑区西橋本5-4-21
SIC-1 212号室
TEL.042-770-9482 FAX.042-730-7892
URL:http://www.a-cel.co.jp
開発環境
研究向け試薬 ヒトコラーゲンタイプ