【代表プロフィール】
代表取締役 田中 渉（たなか わたる） 71歳
鹿児島県鹿児島市出身。八王子市在住。
世界でも有数の透明度という海をもつ慶良間諸島(けらましょとう)で、
テントを張り、カヤックやシュノーケリングなど、人の少ない所で美しい自然を楽しむことがここ数年の楽しみだそうです。西表島も好きな場所のひとつ。海外旅行も好きで、年間の予定を立てるのは奥様の役割。大学時代はオーケストラに所属し、ファゴットからオーボエに転向して、相模原市民オーケストラで活動したこともあるそうです。若い時は、山登りもされていたと言うとても活動的な田中さんです。
【起業のきっかけは？】
鹿児島大学工学部を卒業しましたが、当時地元では理系の就職先があまり無かった為、日本ユニバック(株)（現日本ユニシス(株)）に就職し、30年務めました。まだ機械式計算機（歯車などの機械要素の組み合わせにより、演算を行う計算機）が使われていた頃のことです。
はじめはアメリカから輸入された機械のメンテナンスが仕事でした。富士銀行（現在のみすほ銀行）のオンラインシステムが始まった頃でもあり、メモリーが1メガと今では考えられない時代です。真空管からトランジスタそしてＩＣへと移り変わる全ての歴史を見て歩んできました。
10年程名古屋にいた頃は、大手電力会社のメンテナンスを8人でこなし、他に銀行や大手自動車会社も手掛けていました。
サンディエゴに駐在していた時、米国のベンチャー企業に関わった事があります。米国ではいつ解雇されてもおかしくないので、経理の人間が突然今日解雇されても困ることなく、明日から他の企業から来た人がその仕事をして行ける経理システムが出来上がっていました。「このままでは日本は負ける。」ＩＴ以前の業務の仕組みの問題だとも思いました。そんな経緯もあって、当時の55歳の部長定年を機に中小企業の支援をすることを自分の使命と考え退職、独立しました。
1998年、橋本駅近くにオフィスを借りて独立しました。はじめは
ローカルネットワークを構築したり、経営者にパソコンを教えたりしていましたが、3年後に経済産業省推薦資格であるＩＴコーディネータの資格をとり、中小企業の支援を強化・拡大しました。2004年にNPO法人の設立に参加し、経済産業省主催の関東ＩＴ経営応援隊活動に参加。関東ＩＴ経営応援隊プロジェクト（地域支援コミュニティ形成事業）受託をはじめとして、地域の支援機関、金融機関と連携して地域中小企業の個別経営課題の解決支援をしています。
【事業紹介】
顧客の「儲けの仕組み再構築」を目的に次の支援サービスを行っています。
1.ＩＴ活用の業務変革プロジェクト支援
(経営戦略、ＩＴ戦略及びシステム導入）
2.営業力強化支援
3.業務工程の見える化による課題解決支援
4.情報システム運用上の課題解決支援
5.戦略的情報活用支援
6.経営幹部、管理者育成（経営者コーチング）
7.クラウド（SaaS/ASP）ソリューションの紹介・導入支援
パートナーである全国のＩＴコーディネータと共に、ＩＴを積極的に活用したＰＤＣＡサイクルの仕組みの構築から運用までの支援を行う事で、企業の成長をお手伝いいたします。まずは、気軽にご相談ください。ヒアリングまたは企業力診断（無償） を行わせていただき、提案・見積もりをお出しします。
【起業家へアドバイス頂けますか？】
企業を取り巻く環境はますますスピードを上げて変化しています。しかしながら10年前の仕事のやり方と変わっていない企業が多くあります。今、企業には「変わる力」が必要です。そのためには経営の
ＰＤＣＡサイクルの構築など、足腰（経営の土台）を強くしなければなりません。これまでの支援経験から、土台作りの最も大事なことは人の育成と考えています。社員が活き活きしている会社が順調に伸びています。最初も人、最後も人、育てるしかない。縁があって仲間となった社員の可能性を信じ本気で育てましょう。
【これからの夢または目標は？】
東京ＩＴ経営センターパートナー登録のＩＴコーディネータとの連携で、相模原地区のチャンネルを強化し、企業支援の機会を増やして行くことで、相模原地域中小企業の発展に寄与したいと思っています。
株式会社東京ＩＴ経営センター
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