かわらばん

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かわらばん入居版159号 2017年8月

合同会社エスティ企画
   「みんなの幸せにつながるシステムづくり!!」
【代表プロフィール】
合同会社エスティ企画
代表社員 名和野 勉(なわの つとむ)
神奈川県生まれ 厚木市在住 66歳

 油圧ショベルやブルドーザーなどを製造する大手建設機械メーカーに40年以上勤務してきた名和野さんは、平成29年3月に同社を退職され、4月に合同会社エスティ企画を設立されました。SICには今年5月から、SIC-1のDesk10に入会されています。
 長年お住まいの住宅地では、自治会長を務めていたこともあるそうです。そこで交流のあった人たちは、皆それぞれがその道のエキスパート。異なる分野・組織で活躍する人の考え方に触れることで、自分の考え方だけに囚われず、発想を変えることが大切だと実感されたそうです。そして、そのような経験が、現在の創業にもつながっているとのことです。

 
【事業紹介】
 エスティ企画社では、システム開発などITを中心としたコンサルティング事業を行っています。例えば、システムの対象となる業務の現状分析を行う業務分析、業務のあるべき姿を実現するうえで必要な要素を整理する要件定義、そして具体的なシステム設計、さらにはシステムの運用面などに関する助言を行います。現在は、以前在籍していた会社から依頼を受け、システム移転に関するコンサルティングも行っています。
 名和野さんにとって、前職でサービス営業部やプロダクトサポート部、システム開発部など様々な部署・分野で仕事を経験してきたことが、現在の大きな強みとなっています。システム開発にあたっては、システム全体から細部に至るまでの設計を担当する『システム・エンジニア』、設計されたシステムを具現化させていく『プログラマー』といった役割が必要となりますが、実際には、システムを含めた全体の大枠を決めていく役割が重要な鍵を握っています。まさに様々な部署・分野の最前線で経験を積んできた名和野さんだからこそ務まる役割と言えます。全体を捉えながら、システムのある部分を変更したとき、それによって現場にどのような影響が及ぶかというところにまで考えが行き届く名和野さんのもとには、日々様々な相談が舞い込んできています。

【これからの夢または目標は?】
 もともと農学部出身の名和野さん。地域の高齢化に伴う『耕作放棄地の増加』と『住宅地での買い物難民の増加』という2つの地域課題の解決に資する新しいサービスを構想中です。「まだまだ課題も多い」とのことですが、名和野さんならきっと、最適な仕組みを実現させてくれるはずです。

【取材を通じて】
 「家族サービスなんてしてないよ」と冗談っぽく笑う名和野さんですが、実際は料理が得意でご自宅でもよく料理をされるそうです。ご家族との様々なエピソードを伺うと、仲睦まじいご家族の様子が伝わってきます。
 また、「みんなの幸せを考えた仕事」を意識されているという名和野さん。一見豪快な印象を受けますが、実は細やかな優しさに溢れた方だと感じました。だからこそ、仕事でもプライベートでも、周囲の人たちから頼られる存在なのだと思います。   (SIC樽川)


合同会社エスティ企画
Desk10
E-mail : sp2q6xg9@cure.ocn.ne.jp
名和野さん