かわらばん入居版176号 2019年1月
新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。入居企業の皆さまに於かれましては健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、入居企業の株式会社F-Design(藤本恵介社長)が神奈川県優良小規模事業者表彰を神奈川県知事より受賞するという大変うれしい出来事から始まりました。また、SIC‐2増築工事が始まり、入居企業の皆さまをはじめ、SIC来客者や配送運搬業者の方々にも大変ご迷惑をお掛け致しましたが、皆様のご協力により増築工事は順調に進み、計画通り、本年7月末の完成を予定しております。改めて、皆様の深いご理解ご協力に心から御礼申し上げます。
さて、2018年の “ 今年の漢字 ” は「災」でした。1月には関東で大雪が降り、6月には大阪で震度6弱の大地震、7月には西日本豪雨が発生し多くの犠牲者が出る結果となりました。そのような中、国内経済を振り返りますと、実質GDPは、
多くの自然災害の影響により、四半期ごとに大きく変動したものの、一年を通して観ますと前年比僅かながら増加しており、緩やかながらも着実に景気の回復が続いているようです。
一方、中小企業の人材採用においては、ここ1~2年の間「売手市場」が続いており、なかなか思うように採用が進まない状況であったかと思います。「仕事はあるが、人がいない」といったジレンマに陥った企業も多かったのではないでしょうか。今後、こうした問題に加え、欧米や中国などの様々な動向を注視しながら、「働き方改革」や「消費税増税」の対応などを踏まえ、求める人材の確保や業績進展に向けた経営計画の見直立案が、今まで以上に大事になってくるでしょう。
そして今年、平成から新しい年号へ移り変わる歴史的な年を迎えます。お陰様で、私たちSICも創業20周年という節目の年を迎えます。新時代のスタートとなる年に、新たなステージに立つSICは、フラッグシップ・ビジネス・インキュベーターとして、これからの20年を見据え、入居企業の皆様の成長発展に繋がるような心ある支援・サービスに取り組んでまいります。
2019年、「災い転じて福となす」の如く、本年が入居企業の皆様方にとりまして、幸福で実りある “ すばらしい一年 ” になりますことを心よりご祈念申し上げます。
本年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。
平成三十一年一月