かわらばん

かわらばん

    
かわらばん入居版179号 2019年4月

ユニロムジャパン株式会社
   「日本と世界を先端技術でつなぐビジネスに挑戦!!」
【代表プロフィール】
ユニロムジャパン株式会社
代表取締役 矢部 朗(やべ あきら)
山口県出身、相模原市在住の50歳。

 ユニロムジャパン社は平成31年2月に設立しました。代表の矢部さんは前職の大手半導体製造装置メーカーでパワーデバイス向け半導体の営業・マーケティングに従事し、イギリスとフランスに7年間駐在していました。海外旅行が好きで、その土地にしかないワインや食事を探すことが楽しみで、特に長く駐在したフランスが一番好きです。

 また、フランス、スイスでは、標高の高いスキー場でスキーを楽しみ、山岳スキーやクロスカントリースキーにも挑戦しました。昨年怪我をしたこともあって、最近は身近な場所でのウオーキングを休日に楽しまれているそうです。矢部さんのエピソードからは温和な人柄の中にも強い行動力を感じさせられます。

【創業・入居のきっかけ】
 学生のころから海外で仕事をしたいと考えていました。仕事を通して出会ったイスラエルの起業家やベンチャー企業を育む環境やスピード感を目の当たりにし、次世代の省エネルギー技術や蓄電技術といった先端技術による新たなビジネスモデルの実現への挑戦を決意しました。

 自身のこれまでの経験や作ってきたネットワークを活かして、ユニロムジャパン社は日本とイスラエルの合弁会社として設立し、相模原市内に在住していること、また、ベンチャー企業としてのビジネス環境を整えるためSICに入居しました。

【事業紹介】
 ユニロムジャパン社はイスラエルの電源ソリューション関連事業を行うUnirom Electronics社の日本総代理店として、瞬時電圧低下保護装置の販売・サービスを主な業務としていきます。

 取り扱う装置の特長は、電気二重層コンデンサー方式を採用することで、従来の鉛電池と比較して環境にやさしく、長寿命でランニングコストも低減されます。また、日本のお客様が海外(主に欧米)への半導体製造などの装置販売を行う際に、現地で必要となる安全仕様の対応やサポート体制を、それぞれのお客様に対してカスタマイズした提案も行っていきます。

【今後の目標】
 まずは日本のお客様に弊社の新製品をご紹介するため、現在、準備を進めています。

 イスラエルは「0から1を生み出すこと」を、日本は「1を10にすること」を得意としていると言われています。ユニロムジャパン社は、その懸け橋となって、「0→10」を事業領域として、世界を舞台にビジネスを広げていきたいと考えています。

 また、これから海外展開に取り組もうとされる入居企業や地域企業にもお役に立てることがあると思いますので、その際は気軽にお声掛けください。

ユニロムジャパン株式会社
SIC-1 318号室
URL: https://www.uniromjapan.co/
E-mail: info@uniromjapan.com


矢部社長
Systems for SEMI 2 F47
瞬時電圧低下保護装置(SRT)