かわらばん

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かわらばん入居版223号 2022年12月

ICHIKA
   世代を超えたコミュニティづくりに貢献する!
【Desk10会員プロフィール】
ICHIKA
代表 永井 詩子(ながい うたこ)

 永井さんは名古屋市出身で、お父様の転勤で相模原に引っ越してきました。当時、市内の高校に通いながら日本テレビ音楽学院の“ザ・バーズ”でも活動しました。
 色んな人と心を通わせるため、お酒を飲みながら、歌をうたいながら楽しむ時間を大切にしているとのこと。SFやファンタジー物の映画が好きな、二児のママでもあります。また、現在、FM HOT839(エフエムさがみ)のパーソナリティーとして、「ヨッチーノ石井のアゲアゲマンデー」に毎週出演※しています。
※月曜日20:00~20:55放送

【コミュニティの大事さを知る】
 葬儀の関係の仕事に就き、シニアの方々の生きがいや悩みに接することで、自分自身が“聞き”となり、相手にとっての幸せを見つけたり、サポートしたりすることが得意なことに気付きました。内気ながらも「これは!」と感じたら行動に移すことが早い永井さん。出産後、自身が身に着けたベビーマッサージをママ友に教えることで、そのコミュニティが徐々に大きくなっていきました。母として我が子が健やかに育って欲しい、自分の手で愛情を注ぎたいという思いを共有しながら、技法を教える(サポートする)ことができました。自分だけでなく、コミュニティ全体で幸せを体現していくことの楽しさを得て、その尊さを実感したことが、永井さんの原体験となっています。

【ICHIKAの活動】
 ICHIKAという事業名は、永井さんの愛息・愛娘の名前によるものです。永井さん自身が育児とご両親の介護の両立に大変な思いをした経験から、育児世代のママたちを応援するためのリラクゼーションやセラピーをサービスとして提供することを決意しました。はじめは小さな活動から始まり、やがて共感し、協力してくれる仲間が徐々に集まりました。そのコミュニティで「働きたくても育児とうまく両立できる仕事が少ない」という現実に直面します。それでもメンバーは人と接して社会に貢献できる仕事を求めています。そこでICHIKAは、ママたちが自分の特技を活かしてお教室を立ち上げ、サポートする仕組みづくりに取り組んでいます。サポートが必要なシニア層に向けてのサービスも始めました。情報が溢れているにも関わらず、その伝達手段のほとんどがITに依存していて、結果として必要な情報がシニア層に届いていない状況を解決するため、ママたちによるシニア向けスマホ教室を始め、人気メニューの一つとなっています。

 また、働き方改革が叫ばれる昨今、働きたい女性を受け入れる企業を探し、時間的な制約の多いママたちが活躍できる環境づくりにも挑戦し、この理念に共感していただく企業も少しずつ増えています。

【これからの目標】
 世代を超えたコミュニティづくり“ICHIKAプロジェクト”が広がり、多くのメンバーで活動できるように成長させていきたいと考えています。そのためにはビジネスとしてこのプロジェクトを進めていかなくてはなりません。必要とする人にサービスを提供すること、それがビジネスとしての“価値”として成立させる。今はまだスタートラインに立っている段階ですが、たくさんの笑顔と幸せが生み出すための持続的な事業活動になるように、活き活きと着実に前に進んでいきます。

ICHIKA
Desk10 会員
URL: https://www.ichika-prj.com(HP準備中)
問い合わせ先: mama@ichika-prj.com
永井さん