かわらばん

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かわらばん入居版242号 2024年7月

一般社団法人 首都圏産業活性化協会( TAMA協会)
   地域を超えて企業の成長を支え、 イノベーションを創出する!!
【Desk10会員プロフィール】
一般社団法人 首都圏産業活性化協会(TAMA協会)
ものづくりビジネスプロデューサー 松尾 徳人
デジタルビジネスプロデューサー  小川 直樹

 SICと連携協定を締結している一般社団法人首都圏産業活性化協会(以下、TAMA協会)は、この4月から“相模原サテライト”の開設にあたってDesk10を利用しています。主な利用日は毎週金曜日で、松尾さんは自身のものづくり現場での経験から、製造業の製品・技術開発支援などに、小川さんは企業活動におけるDX推進や属人化を解消し、成果へとつながる組織的な合理的な営業活動に向けたセミナーや個別支援に従事しています。

【TAMA協会とは】
 平成10年に関東通商産業局(現 関東経済産業局)の呼びかけで、TAMA産業活性化協議会として設立、平成13年に社団法人となりました。企業や団体による、いわゆる会員制組織で成り立ち、現在の会員数は529(令和6年6月現在、相模原市内の会員数は37)で、会員や行政、産業支援機関の間で「TAMA協会」の愛称で呼ばれています。なお、“TAMA”はTechnology Advanced Metropolitan Area(技術先進首都圏地域)の頭文字によるものです。

 専門人材として約130名のコーディネーターと約30の大学などとのネットワークを持ち、充実した体制で先進的な企業支援活動を行えるのは、TAMA協会の特長でもあります。市場トレンドの変化や、国などによる産業政策を捉えた支援メニューを企画・推進し、挑戦するものづくり企業には技術や製品の研究開発などを、陰になり日向になって支えています。昨今では「事業化を見据えた支援」が重要視される中、TAMA協会の広域的なネットワークを活かした多面的で実効性のある支援によって成長を果たした企業は少なくありません。また、企業間のみならず、大学や行政、金融機関などによる連携、いわゆる“産学官金連携”など、さらには「民(地域住民や生活者)」も取り込んでのつながりの機会を創出し、それぞれの結びつきをさらに強くするためのイベントなども積極的に行っています。

【SICとの連携協定と相互の取組】
 令和4年7月22日、TAMA協会とSICは相模原市を含む神奈川県及び首都圏・関東地域における広域な企業支援を行うための連携協定を締結しました。地域企業の技術力強化や事業化の推進、ひいては地域から多くのイノベーションが創出されることを目指し、相互の支援リソースを最大限に活用していくため、さらなる連携を深めることが目的です。

 個別のテーマでは地域DX促進活動支援事業(経済産業省)における運営を連携し、また、経営、ビジネス、テクノロジー、人材、グローバル化などに関するセミナーや交流として、TAMA協会主催では“つなぐWa Session”、SIC主催では“ミニセミナー The HINT”を、相互に企画や後援、講師派遣を行うことで地域企業への支援の幅を広げ、取組を進化させています。

 企業を取り巻く環境や求められる知見や、ノウハウが目まぐるしく変化する中、TAMA協会とSICは地域経済に好循環を生み出すための活動に邁進していきます。

一般社団法人 首都圏産業活性化協会(TAMA協会)
Desk10会員
URL:https://www.tamaweb.or.jp/
※ホームページ内にお問い合わせフォームがあります。
松尾プロデューサー  小川プロデューサー
TAMA協会芳賀事務局長もDesk10会員として登録いただいています