かわらばん

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かわらばん入居版256号 2025年9月

カスタマーワン株式会社
   お客様の課題解決をデジタルマーケティングでサポートする!!
【DIO会員プロフィール】
カスタマーワン株式会社
代表取締役 江成 太一(えなり たいいつ)

 江成さんは相模原出身で、現在は東京都大田区在住です。小学生のころは地元のスイミングスクールに通い、中学校では水泳部に入部し、バタフライで1,500mという過酷な距離に挑戦しました。高校では一転、フェンシング部に入部。選んだ種目は胴体のみが有効面で、突き技のみが認められ、攻撃権による駆け引きが特徴で戦術性の高い“フルーレ”だったとのこと。二人の娘さん(現在、大学1年生と高校3年生)が幼いころには国内外で家族旅行を楽しんでいました。多忙な日々の中、最近では奥様と一緒に始めたオンラインヨガで汗をかきながらマインドフルネスを楽しんでいる江成さんです。

【デジタルマーケティング畑での経験と起業】
 大学在学中だった1990年代前半、1年間のコミュニティカレッジでアメリカのシアトルに渡りました。そこで当時、マイクロソフトのプログラマーと出会い、初めてインターネットについて教えてもらいました。リアルタイムに、また物理的な距離に制約されずに情報が瞬時につながる世界に触れたのは、まだインターネットは黎明期であった頃で、江成さんもパソコンは持っていましたが、大きな衝撃を受けたとのこと。大学を卒業して大手総合電機メーカー入社したのは1994年。インターネット活用にまだ一部の企業しか取り組んでいなかった頃に、自ら手を挙げて日本と海外のWebサイトの戦略立案や運営を管理する部署に異動しました。その後、一貫してWebマーケティングの業務に従事。大手自動車メーカーでは北米向け高級車の販売促進や、得意の英語を活かしてデジタルマーケティングの海外展開に関するプロジェクトにも関わりました。その後、製薬会社では、顧客管理システムの開発や運用の効率化のための業務を担当しました。生成AIが各分野で急速に普及しつつある昨今、江成さんがこれまでに培った知識や経験を多方面で活かしたいという思いが強まり、生まれ育った相模原での創業を決意し、2025年7月にDesk10に入会しました。

【カスタマーワンの事業内容】
 カスタマーワンは企業の顧客開拓をWebマーケティングで支援します。自社で製品を開発、製造している企業は「商品に自信はあるが、価値が伝えられていない」といった不安を抱えているケースが少なくないと、江成さんのこれまでの経験から強く感じています。商談に至る前段階である“リード(見込み客)”の創出こそがマーケティング活動における最重要ポイントであり、まずはお客様を十分に理解することが必須です。さらにその商品やサービスがどのような価値を享受してくれるのかを、端的に、効率的に伝達していくのですが、他の手段と比較して、Webマーケティングはコスト合理化や販促効果でも期待できます。また、2022年のChatGPTの登場以降、購入を検討している顧客が生成AIで商品について調べるようになりました。重要なポイントは生成AIに自社の製品「選ばれる」ことで、カスタマーワンは顧客に適切に紹介されるためのコンサルティングも行っていきます。

【これからの目標】
 社名の“カスタマーワン”には、顧客を大切にする企業に丁寧に向き合うという思いを込めました。事業はまだ始まったばかりですが、地元相模原で協業したり、切磋琢磨できるパートナーを積極的に探していきたいと考えています。リニア中央新幹線の開業に向けて地域のまちづくりが進む中で、カスタマーワンも地域の発展に貢献できる企業に成長していきます。

カスタマーワン株式会社
Desk10会員
https://www.customerone.co.jp
※ホームページ内にお問い合わせフォームがあります。
江成さん