さがみはら産業創造センター

平成27年度　当日の様子

「KKB」　商品：巾着
「happy シュシュ」　商品：シュシュ
「Sun Flower」　商品：カードスタンド
「フォトーム思い出会社」　商品：フォトフレーム
「SMILE ふうりん」　商品：風鈴
「キャンドール」　商品：キャンドル
「Summer Box」　商品：小物入れ
「サマーフラワー」　商品：サマーリース



参加者の声（クリックで拡大）

1日目

・オリエンテーション
初めてみんなにあった時、緊張していたせいか、おとなしい子たちだなという印象を受けました。アイスブレイキングで新聞島ゲームという、チームのみんなで新聞の上に５秒間のるというゲームをしました。やっていくにつれてみんなの笑顔が増えて、最後２チームになった時は「がんばろう！」とみんなで声を掛け合いました。惜しくも結果は２位でしたが、最初に会った時よりもみんなの緊張がほぐれた気がしました。

・会社設立、役職決定
まずは１人ずつやりたい役職を言っていこうとなり、全員が言っていったところ、社長をやりたい人はいませんでした。そこでどうやって決めようかと問いかけたところ、今日から３日間みんなを仕切っていく大事な役職だからじゃんけんではなく、話し合いで決めようということになりました。きちんと話し合いをして、みんなの協力があるなら社長をやってもいいよ、と手を挙げてくれた子がいて無事役職が決定しました。

・商品決定
「多くの人に買ってもらう」ということを前提として、どの商品にするのか、製造マネージャーを中心に話し合いをしました。結果、年代を問わず、１年中使ってもらえそうなフォトフレームを選びました。違う会社とも重なってしまいましたが、ヒーロー制じゃんけんで勝ち、フォトフレームに決定しました。

・事業計画書作成
みんな初めての事業計画書作成で書き方が分からず、苦労していました。特におつりの考え方を勘違いしていたため、どうしても赤字になってしまうと悩み、行き詰ってしまいました。他の会社が次々と計画書を仕上げ、刻々と時間が迫っていたという焦りもあり、おつりの問題を解決するのにとても時間がかかってしまいました。ですが、事業計画書を作成する上で、会社における１つ１つの役職の役割をきちんと理解して話し合いが出来ていました。各項目事に決められた役職ではない人が仕切っていると、「今は○○マネージャーが中心として話し合う時だから」と、みんなで協力して話し合いができていて、とても良かったと思います。

2日目

・融資交渉
事業計画書の作成がなかなか終わらず、初めての融資交渉は８つある会社のなかで最後に行きました。１度目の融資交渉では、テキストを持っていき忘れ、銀行の人に「事業計画書を見ないで説明できるの？」と言われて帰されてしまいました。２度目の融資交渉では、計算ミスや、ボンドやドライヤーなど道具レンタルの時間の見直しを指摘されました。そして３度目の融資交渉では、銀行と商品の個数を話し合い、商品個数を増やすことを約束し融資してもらえました。融資交渉がおわり、クラフトルームに戻ると他の会社のみんなが「おかえり～！」や、成立したことを言うと「おめでとう～！」などと言ってくれます。その事を知っていたみんなは、「融資交渉成立したけど、あえて悲しい顔をしながら戻ってみよう」と企てていました。しかし、悲しい顔をするつもりが、ドアを開けた瞬間、みんな嬉しさを隠せず自然に笑顔になってしまったことを覚えています。

・商品製造
商品製造は比較的順調に進みましたが、絵の具やニス、ボンドなど乾かすのに時間がかかる工程が多く、特に貝殻やビーズなどの飾りは貼り付けにくく、とても苦労している様子でした。実際に、次の日になったら飾りが取れてしまっていたものも多くあり、大変でした。また、道具レンタルの返却時間を過ぎてしまうことが何度かあり、延滞料金を払わなければなりませんでした。会社として無駄な出費となってしまい、とても悔しがっていました。

3日目

・販売
「フォトフレームはいかがですか～？」「いらっしゃいませ～！」とお店の中にいるだけではなくお店の前にも立つなどして、みんな大きな声で呼びかけをしていました。お客様が来ると、商品を手に取って「これはどうですか？」「これがおすすめです」と、一生懸命お客様に商品を紹介していました。途中、値切ってくるお客様に対して、２つ買ってくれるならこの値段でもいいよ、と商品を安くしたり、なんとかお客さんにかってもらえるよう、商品によって値段を変えるなどの工夫をして売っていました。商品が売れた時にはとても嬉しそうな顔をしていて、一番最初に売れた時にはわざわざ「ももちゃん！売れたよ！」と笑顔で言いに来てくれた子もいてBBとしてとても嬉かったです。

・決算
経理マネージャーを中心に決算を行いました。１回目の計算では数字があわず、みんなに焦りが見えました。しかし、ゆっくりやっていこうとお互いに声を掛け合い、もう一度落ち着いてみんなで書き直してみた結果計算ミスがわかり、無事決算を終え、銀行にお金を返すことができました。

・報告会
社長が決算の報告を言い、１人１人感想を言いました。みんな短い時間の中で、大きな声でしっかりと思ったことを言えていて、とても立派でした。

BBからのコメント

３日間お疲れ様でした！最初は緊張していて、話しかけても一言でしか返してくれませんでしたが、時間が経つにつれて、「ももちゃん！ももちゃん！」と話しかけてくれたり、たくさんのことを話してくれました。フォトーム思い出会社のみんなは各役職の役割をきちんと理解して、話し合いを進めていてとてもよかったです。事業計画書など大変だったところもあったと思うけれど、けんかもせずきちんと話し合いができていましたね！最後に「もしまたアントレに参加できる機会があったらやりたい？」と聞いたら「またやりたい！」と答えてくれて私はとても嬉しかったです。３日間本当にお疲れ様でした！私にとっても思い出に残る３日間となりました！みんなありがとう！

阪中桃子(BB)