■インストラクター コメント
いよいよ今日は、ジュニアアントレ最大の難関、融資交渉。時間より早く集合した高校生は、ちょっと疲れ気味。それぞれ前日に、商品のデザインを考えたり、材料やターゲット層に関するアンケート調査をしてきた会社もありましたが、計画書作成はなかなか完成しません。別室に設置されたアントレ銀行へ融資交渉に行くと、事業計画書に足りないものは何か、これから何をすべきか分かり、なかには走って作業部屋に戻る会社もありました。
昼過ぎから各社、作業の差が目立ち始め、早くに融資交渉が成立した会社は楽しそうに仕入れへ出発。それをうらめしそうに見ている会社は、「もうやだ・・・」とため息をもらしながら急いで事業計画書を修正しました。そして最後は無事に全会社、交渉成立。最後まで融資交渉がもつれた会社も、交渉成立後には今日一番の明るい笑顔を見せてくれました。
1.事業計画書作成 12ページにわたる事業計画書の作成は、1ページ目から白熱した話し合いになりました。会社の目的である、経営理念を一生懸命話す姿からは、みんなの真剣さが伝わってきました。どの会社もそれぞれの役職が自分の意見をしっかり持って協力し合い作業を進めていました。「安くていいものをお客様に提供したい」「でも原価がかかるから販売価格を高く設定しないと・・・」「そうは言っても・・・」と、なかなか進みません。
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3.材料仕入れ 「仕入れる予定のお店、今日休みらしいよ・・・」「うそ!」「製造の日までに買うしかないね」「誰が何個買うの?」といきなりハプニングに見舞われる会社もありましたが、事業計画書と照らし合わせながら、材料仕入れの打ち合わせを行った後、今日仕入れができる材料を相模大野に仕入れに出発しました。18:15までに材料を仕入れて保管しないとペナルティが課されるため、各社急いで出かけて行き、仕入れを終えて帰ってきた時には汗だくでした。
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