「組紐良品」 商品:組紐ストラップ・組紐ブレスレット
「つるのはたおり」 商品:手織りランチョンマット
「きいばら。」 商品:手織りティッシュケース
「Kakizawa Braid Company」 商品:組紐ストラップ・組紐ネックストラップ
「YNKI corporation.」 商品:藍染インディゴバッグ
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■1日目
○製造体験
初日だったこともあり3人とも緊張していたようで、最初は、ほとんど会話がありませんでした。しかし、いざ製造体験となると興味津々の様子で、いろいろとデザインを考えながら真剣に組紐、手織り、藍染めに取り組んでいました。完成したときの笑顔がとても素敵でした。
■2日目
○役職決定
社長、経理マネージャー、仕入れ・製造マネージャー、販売・マーケティングマネージャーを、ほぼ立候補で決めることができました。
○商品企画
みんなで意見を出し合って、どんな商品を作るか相談していました。しっかり会社の立場になって企画できていました。
○商品企画発表
みんなの前で発表するのは緊張したと思いますが、自分たちで決めたものを自信持って発表していました。アンケートでいろいろな意見をもらえたので、よりニーズに応えられるような商品を考えていけたと思います。
■3日目
○商品企画とりまとめ
休みの間にちゃんと材料調査に行っていました。しかし組紐の色や太さとビーズが合うかなど、心配な点が出てきたので午後に全員で暑い中、材料調査に行きました。商品を具体的にイメージするのが難しく、決定までに少し時間がかかりましたが、お金との調節をしたりして悩みながらも、良い商品を作るためにみんな真剣に考えていました。
○事業計画書
講義を聴いて事業計画書の大切さを知った上で取り組みました。一人ひとり自分の役職に責任を持って進めていましたね。ここでもいろいろとアイデアを出し合って協力していたのがよかったです。
○融資交渉
自分たちが計画したものをしっかりと銀行に伝えていました。しかし単価をもう少し上げたらどうですか?とか、紐の色の組み合わせを決めていなかったので1回では融資を受け取ることができませんでした。そのあと考え直してもう一度行ったら、今度は銀行から融資を受け取ることができました。みんな嬉しそうで、融資交渉の大切さも学べたと思います。 |
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■4日目
○商品製造
材料を仕入れ、道具をレンタルしていよいよ製造です。組紐1本を組むのに、16本のボビンをセットする作業がとても大変そうでした。力もいるので男の子2人が汗水たらして一生懸命頑張っていました。ふさをつける作業は細かくて難しそうでしたが女の子1人で頑張って取り組んでいました。最初慣れなくて全部作り終わるか不安でしたが、3人で他の仕事も分担し並行して進めることができたので1番に製造を終わることができました。想像以上に良い商品ができたと言ってみんな喜んでいました。
■5日目
○販売
ついに販売です。開店した直後に1つ売れてまた1つと売れて、自分たちの手で造った商品がお客様の手に渡って行くというのはとても感激でしたね。しかし周りの会社がどんどん完売していき、そのときは焦りもあったと思います。でもあきらめないでみんないつも以上に声を出してアピールしていたのでそれがお客様にも伝わったのか、見事完売することができました。最後値切られた時は究極の決断でしたね。1日目に比べて本当に結束力が高まったことを実感できたと思います。
○決算
完売することができて、レンタル代を少し節約できたので、最後値切られましたが予定より少しだけ計画より多くの利益を出すことができました。
○振り返り
みんなで協力して製造が早く終わったことや、営業スマイルを忘れなかったなど会社としての評価は75点でした。みんな為になったと言っていました。
BBからのコメント
最初は会話が少なくてどうしようかと思いましたが、みんなだんだん意見やアイデアを出すようになってBBとして成長を身近に感じられたことが嬉しかったです。販売のとき、私たちの会社は1番最後に残ってしまっていたのですが、周りの会社が助けてくれたのをちゃんと覚えていて、感謝の気持ちを忘れずにそしてその気持ちをしっかり伝えていたので感動しました。組紐良品は、会話は少なかったかもしれませんが、結束力はとてもあったと思います。
このアントレを通して私たち大学生もとても勉強になりました。ありがとうございました。
太田早紀 (BB) |
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